今年も初冬の南嶺へ、その1、石立山まで見える
去年もムラサキセンブリ散策にPさんと一緒に来て、その途、南嶺を歩いたのでした。
ところが高知の山に登ることはよくあっても、市内の里山の登山口はさっぱり土地勘がないので、ナビで筆山公園と入れて何とかたどり着いたのでした。
今回はTさん、Aさんと、二人も地元の方がいらっしゃるので心強い限りです。
Aさんが先導してくださる車にRさんの運転でついていくのですが、途中、はりまや橋や市内中心部を通過し、「こんなとこ、去年通ったんだろうか?」と二度目なのに、さっぱり道を憶えていませんでした。やっぱりお二人にお声がけして良かったと思いました。Aさんの車を見失っても後ろにTさんの車がついてきてくださるので大丈夫です。
10時50分、筆山公園の駐車場に着きました。
↑駐車場からは高知市内が素晴らしくよく見えています。
手前を流れているのは鏡川です。
去年とほぼ同じコースで歩き始めることになりました。
歩き始めは10時50分でした。
歩き始めてすぐに青い実をつけた低木があって、これはルリミノキ?
去年、この山でお会いした方にここはルリミノキがあると聞いていたのを思い出したのです。
青い実といえばルリミノウシゴロシ(サワフタギ)は何度か見ていますがルリミノキは初めて見ました。
分布は本(伊豆半島、東海地方、紀伊半島、中国地方)、四、九、沖(稀)となっていて、暖かい地方に分布しているようです。
高知にはこの季節、結構、散策に来るのですが、それでも今までは見たことがなかったです。アカネ科というのも意外でした。
なんとまぁ、ボタンヅルがまだ咲いています。
さすが高知というべきか?
筆山には直ぐに登れましたが、ここにも赤いツツジの花が狂い咲していました。
オンツツジではないか?ということでした。
岡山からおいでたYさんとFさんは素晴らしい展望に満足されたようです。
見えている山なみは梶ヶ森の位置から考えると、10月末に登った鉢ヶ森なども見えているようです。
Aさんが山座同定してくださいましたが、特徴のある御在所山の南に奥に見えているのは石立山なのだそうです。
この日は遠望が利いて、高知の山が西から東まで良く見えました。
皆さんが佇んでいる辺りには三角点があるようです。
三角点「筆山」
去年は三角点はあまり意識していなかったので、今回初めて撮影です。
丸い果実がぶら下がっている木が紅葉していました。
スズカケノキかな?と思いましたが、知らべてみるとモミジバスズカケノキがいちばん近いようです。
空が真っ青ですね。
一旦、車道へと下ります。
墓地の入り口が南嶺への起点にもなっているようです。
地図があるので、眺めます。
まずは墓地の中を歩いていきます。
墓地と言っても、ここは日当たりが良くて明るいですね。
こんなところに葬ってもらえば文句なしですが・・・。
12月というのにタマスダレが咲いていてびっくりしました。
これ、我が家だと9月ぐらいに咲く花です。
カンナもまだ咲いています。
夏の花、カンナが咲いているすぐ傍でフユイチゴの実がなっていて、季節感が狂いそう・・・。
かと思えば、きれいに紅葉したカエデがあって、紅葉は見逃さないPさんがすかさず近づきます。
今度はきれいに咲いているツリガネニンジンが出てきました。
香川ではさすがに12月に咲いていることはないでしょうね。
簡単な地図がありました。
少し登っただけで浦戸湾が見えてきて、水面はまるで池みたいに穏やかです。
アザミも綺麗に咲いていて「まだアザミが咲いてる」と岡山から来られたYさんとFさんがびっくりしています。
一足先に登っているPさんがカメラを構えてこちらを撮影中・・。
市街地を背景に登ってこられる3人。
朝は冷え込みましたが、気温が上がってきて、皆さん上衣は脱いだり腰に巻いたりです。
高知に来ると、毎回、予想していたより暖かいというか暑いのに驚きます。
この日、私は下には半袖ウエアを着こんでました。
標高163mの皿ヶ峰に到着です。
時刻は11時28分です。
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