青春18きっぷで須磨アルプスに登る、その1、アプローチ
年に一度ぐらいは青春18きっぷ利用で山登りをしていますが、今年は珍しく冬場の山歩きとなりました。
冬の18きっぷは今までは買ったことがなくて、それというのも12月~1月は主婦にとっては一番忙しい時期だし、花が咲いているわけでもなく寒い時期なので敬遠していたのです。それが主人と二人で最寄り駅までジパング倶楽部の会員証の更新に行ったとき、冬の18きっぷをつい買ってしまいました。4枚は12月20日頃に主人と大阪~奈良~京都とプチ旅をして使ったのですが、最後の一枚で山陽線沿線の山にでもと思っていました。
プチ旅の車窓から和気アルプスや高御座山などが見えて、また電車での山旅をしたいという気持ちが頭をもたげていたのです。
ところが、この年末年始は娘と孫が帰省してきて、7日には岡山へ帰る予定だったのに、ノロウイルスに感染したのか娘と上の孫が立て続けで具合が悪くなり、18きっぷでの山旅も危ぶまれたのでした。冬の18きっぷの利用期間は1月10日までなのですが、ぎりぎりで1月9日に娘と孫が帰ってくれました。やれやれ、何とか行けそうです。
↑須磨アルプスの途中に歩いた馬の背の岩場ですが、なかなか面白かったです。
前日に乗り換え検索などしたら最寄りの丸亀駅を6時50分に出れば、須磨駅には10時40分着のようです。スマホ頼りで、地図もプリントアウトせずに、翌朝はまだ暗い中を駅に急ぎます。
背中には旅行兼山用のザック(山専用のザックはちょっと小さいのと汚れていて恥ずかしい)ザックの中には900ml入りのテルモス、ポンチョ、行動食(と言ってもありあわせのお菓子)前回の山行で食べなかったカップ麺。コーヒーセットなど。靴は最近、軽い山歩きで愛用しているトレッキングシューズ、毛糸の帽子に手袋、厚手のフリースという装備です。
予定の電車に乗り込み、坂出でマリンライナーに乗り換えたら前夜の就寝時間が遅かったせいか瀬戸大橋を渡ってしまわないうちにもう爆睡でした。
↑岡山駅では接続時間が20分以上あったので、いったん改札を出て、美味しいパン屋さんで朝食用のサンドイッチを買い、おにぎり屋さんではおにぎり弁当をお昼用に買い求めました。
↑山陽線のホームです。
乗り込んでサンドイッチを食べたのは良いですが、コーヒーを買い忘れていて、そうだザックにお湯もコーヒーもあるんだと思い出し電車の中でコーヒーを淹れて飲みます。
山陽線は途中、山間部を通過しますが、霜は下りてないものの辺りは霧が流れて幻想的です。
平野部のただなかに住んでいる私には霧って春先の瀬戸内海の靄ぐらいしかなじみがなくて、物珍しかったです。(山のガスは別ですが)何度乗っても車窓からの眺めは退屈しません。
乗り換え駅の相生では電車の到着が遅れていて前夜に乗り換え検索したのが無駄になりましたが、須磨駅には乗る電車は違ったものの、到着時刻はそれほど変わりませんでした。
前夜に登山口は山陽電鉄の須磨浦公園駅付近にあるのは調べていて、JRの須磨駅から山陽電鉄の須磨公園駅までの距離も大したことがなさそうなので歩く予定です。
駅員さんに尋ねても「そうですね、歩いて15分ぐらいです」とのこと。
↑須磨駅を下りて歩き始めたら魚屋さんがあったので、思わず撮影してしまいました。
明石とか須磨は瀬戸内海の美味しい魚が獲れると聞いているので興味津々です。
私の記録は山歩きの記録としてはあまり役に立たないですね(^_^;
駅近くを通っている国道2号を西に逆戻りしたところに須磨浦公園があります。
向こうを走っているオレンジ色の電車が山陽電鉄の電車です。
しばらく歩いてから、山旅ロガーを起動しなければと思い出し、ログを取り始めます。
国道2号沿いはあちこちでビルの建設などしていて賑やかですが、歩くのにはちょっと不便です。排気ガスも気になるし・・・。
歩き始めて10分ほどで須磨浦公園の入り口に差し掛かったので、ここからは公園内を歩きます。
シャリンバイの黒い実が見えました。
自宅でもシャリンバイは植えてあり、もう実が生っているはずなのですが、年末年始と忙しく、シャリンバイの木をじっくりと見ていません。
公園内の道を歩いていたら、また山陽電鉄の電車が通過しました。
結構、本数はありそうです。
(結果的に、帰りは山陽電鉄を一部利用しました)
11時10分、須磨浦公園駅に到着しました。
ここで、自宅からお茶のペットボトルを持参し忘れているのに気付き、駅前の自販機でお茶を買っていると、後ろから声をかけられました。
声をかけてこられたのは2人連れの主婦の方らしいのですが「山に行くのにはどの道を行ったら良いんですか?」尋ねられました。そこで、公園内で見かけた地図にハイキングコースが書かれてあったので、その道を教えて差し上げます。
四国から来た私が地元の人に道を教えるのもおかしい話ですが、ふだん山に登ってない人は地図があってもあまり目に留まらないのかな??
↓1月10日に須磨アルプスを歩いたログです。
keitannさん、こんばんは。
ようこそ須磨アルプスへ。遠路はるばるお越し下さりありがとうございます。
keitannさんが歩かれていらっしゃった時は職場からひょっとして今頃歩かれてられるのかな~と思っていました^^)
16日は前夜の降雪で珍しく神戸でも薄っすらと雪化粧で会社から見える横尾山から高取山辺りは白く煌めいていました。
当方は前日に18切符で岐阜の金華山(岐阜城)でした。
神戸からだと岐阜へは3時間程で到着でした。
投稿: k2 | 2017-01-19 00:07
k2さん、こんばんは。
最近は京都一周トレイルなどにも足を伸ばしているので、須磨アルプスがさほど遠く
感じないようになりました(^_^;
18きっぷが使える最終日はk2さんもよくご存じでしょうから、そんな風に予想して
頂ければ嬉しい限りです。
山陽線沿線の山々は標高もあまり高くなく、冬場に駅から登るにはもってこいですね。
特に六甲に続く山なみは市街地からの道もたくさん出ていて、エスケープルートが
たくさんあって、登りやすいです。
週末は寒波が来るとの予報でしたし、ワンチャンスというかラストチャンスでした。
良い時に登れました。
神戸から岐阜には3時間で行けるんですね。
新快速が走っているので、本数もたくさんあるし時間もかからなくて羨ましいです。
岡山~姫路間がもっと時短になればな~といつも思います。
投稿: keitann | 2017-01-19 22:46