青春18きっぷで須磨アルプスに登る、その2、モチツツジも狂い咲
駅の近くに今から歩こうと思っているコースが記載されていたので、確かめました。
まずは標高260mの鉢伏山を目指し、その後旗振山、そして鉄拐山と歩いていけばよいみたいです。
これは六甲全山縦走路の一部となっているようですね。
↑まずは山陽電鉄の線路を越さなければいけません。
途中で「平の敦盛の塚」という道標があって、須磨浦公園すぐ近くにあるようで、後ろ髪を引かれるのですが、今日は山歩きで来ているし時間の余裕もあまりないし…というわけでパス。
駅から西へ伸びる道を歩いていくと線路をまたいでいました。
この高さでも向こうには海と淡路島が見えています。
須磨浦公園駅出発は11時17分でした。
歩いていくと、直ぐに「ちかみち」というのが目に留まり、近道という言葉に弱いワタクシメ。
直ぐにこの階段を登ります。
結局、ここを皮切りに鉢伏山は最初から最後までほぼ階段を登ることになったのでした。(^_^;
下を見下ろすと、結構、急な階段ですね。
すぐに何やら公園みたいなところに出ました。
ここにも2種類の道標が立っていて、一つは六甲全山縦走路の道標です。
ともかくここを登れということですね。
ここでまたまた近道という言葉・・・。
ここでも、この言葉の誘惑に負けました。
あれ~、モチツツジが早くも咲いているというか狂い咲きしているというか・・。
四国の山でもちょくちょくモチツツジを見かけるし、つい先日もモチツツジの木を見かけましたが、花は咲いてなかったのに、ここで見られるとはラッキーですね。
これは香川の里山でもおなじみのナガバノタチツボスミレみたいです。
険しくはないですが、ずっと階段の道が続きます。
これはネジキの冬芽かな?
香川の里山にも多くて、数年前にやっと覚えました。
(もちろん、花の時期は以前からわかってましたが)
赤くなるのが特徴です。
↑ネジキの株立ちになった株。
なぜか赤テープがついてました。
こんな立派な道に赤テープというのも不思議ですが・・。
やっとこさで須磨浦駅から0.5km地点です。
高倉台というのが何を指すのか、この時はまだわかっていませんが、まだ2.5km
あるようです。
ここにもモチツツジが花盛りで咲いているのに出会いました。
南斜面なので暖かいんですね。
花も傷んでません。
振り返ると木々の間から、神戸の街の高層ビルが見えています。
なおも階段道を登っているのですが、西から平坦な道が合流しています。
この道は遊歩道?
半分公園になっているような山なので、山道とも遊歩道ともつかない道が多いです。
ここでまた地図があったので、現在地をチエックします。
登山道沿いにユズリハの木を発見。
四国だと高知でよく見かけますが、どちらかといえば暖かい場所に多いと思います。
六甲も温暖ということですね。
この後も、あちこちで見かけましたが、この道標を見ると「道を間違ってない」とほっとします。
まだまだ階段が続きます。
かなり登ってきたのか、明石海峡大橋や淡路島が良く見えるようになりました。
と言っても、この日は淡く霞がかかったような天気で、くっきりはっきり見えるというのではなく、それだけがちょっと残念でした。
ウバメガシの木にも「六甲全山縦走路」の文字。
階段はまだ続くようですが、展望台があったので、ちょっと寄っていきます。
時刻は11時46分。
↑電車からも見えた海釣り公園ですね。
眼下には国道二号線とそれに並行してついているJRの山陽線。
ここで標高150mぐらい?
山旅ロガーで確認すると、山頂までまだ少しありそうです。
こんにちは。若い頃、転勤で神戸に勤務していたことがありましたが、須磨浦公園は電車で時々通過しただけで、降りたことはありませんでした。こんなコースがあるんですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-01-20 08:23
多摩NTの住人様、こんばんは。
お若いころは転勤で神戸住まいされたこともあったのですね。
そういう私も大学卒業後、大阪のど真ん中に住んでいた叔母宅に
1年半ほど居候してたので、京都も三宮もよく行きましたが、須磨はかなり
辺鄙だと思い込んでました。
実際、私たち夫婦と同じころに結婚し、新婚旅行もほぼ同じ日にちだったので
ハワイで一緒に遊んだ主人の友人夫婦が垂水に家を建てましたが、ずいぶん
都心から離れてるなと思ったものでした。
今から考えると、直ぐ裏山が六甲に続く山になっていて、海も山も近くて
環境の良いところですね。
投稿: keitann | 2017-01-20 22:50