2016年の登り納めは毛無山~白馬山、その5、ツノハシバミの冬芽
山頂にいたときは薄曇りになってきていたので、これは午後からは天候が崩れ気味かな?と危ぶんでいたのですが、白馬山へ向けて稜線を下るにつれて、青空が復活してきました。
↑真っ青な空をバックに見られるのですから、霧氷が少なめでもここは文句は言えませんね。
冬場に歩くのは初めての道だし、ちょっとワクワクします。
雪がもっと多くて何十センチも降り積もっていたら、雪庇のある場所などもあるんでしょうか。そうなると、こんなにお気楽気分で歩くことはできないし、雪が少なかったのが幸いと考えるべきでしょうね。
鳥取の山々とその向こうに弓ヶ浜、米子の街、そして海の向こうは三保ヶ関ですね。
ふつう、冬場は日本海方面はなかなか見えないのですが、麓の家々まで手に取るようにはっきり見えています。
木々にも適度に雪がついて、まさにクリスマス気分満点です。
何の木なのか?苔生した大きな木がありました。
雪をかぶっているのはネジキの実かな~?
下るにつれて、霧氷もだんだん落ちてきました。
白馬山は毛無山より100mは低いので、白馬山に向けては下りが主体の歩きになります。
登山道傍らにシロモジらしき芽が見えました。
後続の二人も何枚も撮影しているのか、後ろを振り向くと結構距離が空いてました。
おや?これは?
中国地方の山はツノハシバミが多いので、もしかしたらツノハシバミ?
葉っぱがまだ残っている株もあったので、撮影しました。
帰宅して調べると、やっぱりツノハシバミの冬芽のようです。
ツノハシバミって岡山森林公園にもありますが、まだ果実を見たことがないのです。
毛無から白馬への稜線にも自生しているんですね。
一度、果実を見てみたいものです。
ササや木の枝の向こうに後続の二人・・。
ここは展望が良い場所なんです。
白馬山に着くまでに、何度か日本海や大山が望める場所があります。
道はまだ下ってますが、そのうち登りに差し掛かるはず。
まるで何かのオブジェみたいな木だったので撮影してみました。
毛無山をバックにPさんとRさん。
冬木立が良い感じですね。
かなり下ってきたので、道には土が見えてきました。
前方を歩かれるのは夫婦連れのお二人のようです。
お天気が良いので、稜線歩きをされる方が結構いらっしゃいました。
垣間見えた大山ですが、やぱり雲が取れていません。
だけど、毛無山頂で見たのより、よく見えるようになってます。
道が登りになってきました。
そろそろ白馬山への登り?と思ったのですが、まだまだなのでした。
南側には新庄村の田浪集落が見えていますが、この日は珍しいことに南側より北側の日本海側のほうが良く晴れています。こんなのは珍しいですね。
登るにつれて、見覚えのある看板が・・・。
そうそう、ここはカタクリ広場だったかな?
白馬山と毛無山の間にカタクリがたくさん咲く一画がありましたっけ。
↑2013年春にこの稜線を縦走した時の様子です。
この辺りは登山道の傍らにカタクリが咲き乱れる場所なんですよ。
今は雪に隠れて、まだ芽も出ていないはずのカタクリですが、後4か月したら花の道になるはず・・・。
このカタクリ広場からは鳥取の俣野という登山口への分岐にもなっているようです。
そして、毛無山からはまだ600mしか歩いていません。
ということは白馬山までまだ1300mも?
カタクリ広場目指して登ってくるPさん。
この辺りはまた真っ白な雪で気持ちいいです。
カタクリ広場から先は、ちょっと平坦な道が見えています。
大山が見えてきましたが、相変わらず雲がかかってますね。
やはり倉敷の方が仰ってたように、雪雲なので取れないのですかね。
道は再び、下りになってきました。
でも、歩きやすくて助かります。
雪をかぶったキノコがここにも・・。
二人が眺めているのはもちろん大山なんですよ。
↑この姿を眺めているのです。
こんにちは。すごい雪道ですね。でも天気が良くて気持ち良さそうですね。中国山地はツノハシバミが多いのですね。当地で見られるツノハシバミの冬芽は2~3本かたまって付いていますが、写真のものは1本ずつですね。そういう種類もあるんですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-01-11 08:10
多摩NTの住人様、こんばんは。
この日の雪はこの山にしてはごくごく少ないほうです。
いつもは積雪30センチぐらいはあるでしょうか。
それでも見た目は雪道だし、気分的にはテンション上がりますね。
ツノハシバミは岡山森林公園で初めて見かけましたが(ここのはラベルがついてますので)
中国山地では割合多いようです。
私もツボハシバミの果実をいまだに見ていないので、秋にもう一度ここに来ることが
出来ればツノハシバミという確信が持てますので、何とか実現したいです。
投稿: keitann | 2017-01-11 23:49