二度目の平家の森、その1、今回は2月中旬に訪れる
2月末はいろいろと家の用事で忙しく、アップが遅れがちになってしまいましたが、2月18日は2015年に次いで「平家の森」に登ってきました。
2015年に登った際に、山仲間のRさんが都合がつかず登られてないというのと、ちょうどその時期に周辺の野山でコセリバオウレンが咲くというので、花散策と山登りの二股狙いで行ったのです。
2年前に登ったのは2月末で、コセリバオウレンの花はもう終わっていたので見られなかったのです。
↑車道から眺める平家の森は、先端が突き出ていていかにも登頂意欲をそそる山です。
この日は天気もまずまずでしたが、まだ2月で路面も凍結しているかもしれず、車出しをPさんにお願いしました。
7時に大野原インター近くの某所に集合したらPさんの車に乗って出発です。
この日も香川はパッとしないお天気でしたが、高知道の長いトンネルをいくつも潜り抜けると南国インター周辺は青空が広がっていました。道の駅「風良里」に立ち寄ると8時になりました。8時にはモーニングが食べられるそうで、近くにいた人にお聞きしたところ美味しいとのことなので、山登り前からモーニングを食べます。
その後「美良布」でも道の駅に立ち寄り、お昼ご飯を購入します。
結局、駐車場所に着いたのは9時40分でした。
まずまず広い駐車場とトイレも完備しています。
車道を1~2分歩いたら、吊り橋のたもとに出ます。
2年前にも渡った赤い手すりの吊り橋を渡ります。
橋にはこの日はトンビがとまっていました。
ダム湖の水面に国道の赤い大栃橋が映っています。
Pさん、何を写してるのでしょう?
橋を渡りきると、右に曲がりますが、そこは杉林になっています。
最初に登った時も美しい苔やシダに驚きましたが、今回も道路法面に青々としたシダがいろいろと着生しています。
2年前に歩いているので、実際に歩き始めると記憶がよみがえって、歩く方角は何となく思出せます。
しばらくすると、鉄板の橋を渡りますが、これが危なさそうなので一人ずつの通過にしました。
やがて綺麗な石積みが出てきて見覚えのある電柱が出てきました。
ここを上がると確か集落跡でしたね。
石積みや電柱は人の住んでいた痕跡です。
最後の石畳の道を登って集落へ。
これが結構滑りそうでした。
道沿いには収穫されてないユズの果実。
この辺りは住み人もいなくなって、ユズも主がいなくとも勝手に実っているようです。
10時23分、集落跡地にやってきました。
天王集落だったかな?
ここで水分補給します。
集落の空き家の縁側に座らせていただき、眺めを楽しみながら休憩します。
↑正面に見えるのは御在所山のようですね。
休憩が終わったら、再び歩き始めます。
↑集落の近くには必ずと言ってよいほどお茶の木が植わっています。
昔の山村では自分のうちで飲む分のお茶は自分の家の周囲に植えていたとか・・。
道は竹と植林の混じった林の中を縫っています。
2年前とは違う道を歩いているのですが、道の具合や方角はわかるので、記憶を探りながら歩きます。
途中から山頂方面へ、かなり急な道を登ります。
上には岩場が見えてきて、あの岩場を右に巻いていきます。
この辺りは印象が濃かったのかはっきり覚えていました。
岩場付近にヤブツバキが一輪。
道はジグザグを描いて次第に高くなってきます。
真下を歩くRさん。
上のほうに鳥居が見えてきました。
ここからが急登になります。
11時20分。鳥居を通過しました。
狛犬もちゃんとありました。
木々の間から何か見えてますが、真っ白だから白髪山かな?
祠へと続く急な石段も、かなり崩れ落ちてきています。
最後を歩かれるRさんも鳥居をくぐったようです。
祠まで、後少しですね。
11時半、祠に着きました。
祠の上には「須賀神社」の文字が見えます。
やれやれ、これで急登は一段落です。
歩いてきたダム湖のほうを眺めますが、木々の枝に邪魔されて思うように見えません。
平家の森は雰囲気は良いのですが、展望だけはイマイチなんです。
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