春の青春18きっぷで伊部の医王山に登る、その2、最初は不老山へ
やがて、小ぶりなお社が見えてきました。
ここが忌部神社に違いありません。
↑人気もなくひっそりとした神社でしたが、山のふもとにある神社ということで、お参りを済ませます。
林の向こうに見えているのがどうやら不老山のようですね。
↑昔の窯跡ということで、備前焼の陶片が辺りには散乱していますが、持ち帰りは禁止と書いてあったようです。
神社周辺に、綺麗なミツバツツジが咲いています。
岡山の山はミツバツツジがほんとに多いですね。
不老山も医王山も結局登山口表示や道標の類は一切ありませんでした。
↑スマホで検索するとルートが出てくるのでそれを頼りに登山口を探すと、神社の手前から緩やかに登っている道がありました。
登山道の傍らには、もう少し遅れて咲きだすはずのモチツツジの花芽も見えました。
ナガバノモミジイチゴの花もたくさん咲いていて、四国だとこんなに標高の低い場所では見ないんだけど・・と思います。
登山道を登り始めるとすぐに、ミツバツツジがあっちにもこっちにも咲いています。
土は香川の里山でよく見かける花崗土のようです。
ミツバツツジはこういう土を好みますね。
神社からほんの2分ほど登ったら、展望台がありました。
南側を望む展望台ですが、南にも山があるのです。
伊部の街は南にも北にも山があって、山と山の間の東西に開けた帯状の平野部に街があります。
西に聳えているのが医王山で、こちらから眺めるとなかなか急そうです。
この時は不老山に登れず、結局、医王山に登ることになろうとは夢にも思いませんでしたが・・。
アップで撮影したミツバツツジ・・・。
岡山のミツバツツジは色が華やかです。
道というか踏み跡というか…というようなところを辿ります。
ところどころに赤テープがぶら下がっています。
コナラの芽吹きかな?
稜線らしきところに出て、このまま歩けば良いんだろうなと思っていたら、途中でイノシシの防護柵が出てきました。
イノシシが街に下りてくるのを防ぐ柵だと思いますが、山を南北に横切って張られていて、人間が通り抜けられる場所がないみたいでした。
このルートから登るのは無理っぽいですね。
仕方ないので、引き返します。
神社まで戻ったら、そのまま西のほうへと山すそを歩いていきます。
そのほうがショートカットのようです。
振り返ると、ソメイヨシノが植えこんであって満開でした。
この日は気温が低く、気温は冬に戻ったような気温で、桜も寒そうです。
いい加減で下の道に出ようと下りていたらハナイバナが群生で咲いていました。
今年の初見かな?
車道らしき場所に下ってきたと思ったら、アケビの花も咲いていました。
ところがその車道はある工場の中の私道だったようで、私が下った場所は工場の敷地内なのでした。通りがかった工場の方に訳を話して、工場内を通り抜けさせてもらいました。
この工場が私が間違って下ってきた工場です。
知らなかったとはいえ、申し訳ないことしました。
入り口には「部外者立ち入り禁止」となってましたし…(^_^;
ようやく、普通の車道まで下ってきて、登り損ねた不老山を見上げました。
山の北側のほうに行けば、もう一か所の登山口があるようですが、それなら先ほど見かけた医王山のほうが登りやすいかも・・・・。
ということで、今度は医王山の登山口目指して歩きます。
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