岡山へダイセンキスミレを見に行く、その8、大山とBGMの尺八
山頂にはご夫婦らしい2人の先客がおいでました。
展望台で早く大山の姿を見ようと思い、急いで展望台に登ろうとしていたら、ご夫婦の方が「今から尺八を吹こうと思うんですが構いませんか?」と。「どうそ、どうぞ」と私たち・・。

↑展望台の上からは素晴らしい大山の姿が目の当たりに見えました。

大山だけをズームして撮影してみます。

蒜山三座も仲良く3兄弟で顔をそろえています。

これはスマホのパノラマ画像で撮らなきゃということで・・・パノラマ画像です。
絶景を眺めながら聞こえてくるのは、先ほどのご夫婦の尺八でした。
アザミの唄…叱られて・・・・ビートルズナンバーなど・・雄大な眺めを楽しみながら素晴らしいBGMまで。

↑この方が尺八を吹いてくれた方です。
いや~、実に素晴らしい山上のコンサートでした。
尺八の音色を入れるためにスマホで撮影した動画はこちらです。
いや~、山で今までオカリナの演奏やリコーダーの演奏を聞いたことがありますが、尺八も良いですね。こんな素敵なことができる人がつくづく羨ましいです。
大山の素敵な姿も見られたことだし、あとはのんびりと林道を下るとしましょうか。

展望台から下りたら山頂表示付近にもダイセンキスミレが咲いていました。

山頂表示の横には「感動の碑」の石碑が立っています。
ここは平成17年に開催された国体山岳競技の最終ゴール地点となったそうなので、その時に立てられた石碑なのかも・・。

14時16分、今まで歩いたことのない林道を下り始めます。
以前2度登っている登山道の西につけられている林道です。
車も十分走れそうな林道ですね。

下っているとすぐ目の前に金ヶ谷山とその山頂から朝鍋鷲ヶ山に至る稜線が見えています。
1時間前にはあそこを歩いていたわけですね。

ササの中からすでに花を咲かせた後の果実になりかけたアカモノが見えました。
でも、数は少ないです。

これが先ほど縦走路から見えた鉄塔ですね。

南に向かって鉄塔が建ち並んでいます。

そして、下山路の林道わきにも可愛いダイセンキスミレが顔を見せてくれました。

頭上にはブナの青々とした葉と花が咲いた後が見えます。

こちらはウリハダカエデの花かな?
稜線で見た株はずいぶん大きくて、花が撮影できませんでしたので、ここで撮影できてラッキーでした。

下山開始後しばらくは林道沿いにブナの黒々とした幹がたくさん見られました。

ほんの少し水が滴っているところがあって、「旭川の生まれたての赤ちゃん」とありました。大河の最初の一滴ですね。
せっかくなので一口頂いてきましたが、美味しい水でした。

光線の具合なのか、一際黒々と見えたブナの大木・・。

そして、ここにもキクザキイチゲが咲き残っていました。

ダイセンキスミレの最後に見かけた花です。

これはニワトコのようですが、5月半ばというのにまだ蕾でした。

登ってきた林道とは、少し雰囲気の違う林道ですが、それでもほぼ木陰となっているので、暑さはそれほど感じません。

様々な樹木の新緑を楽しみながらの林道下りです。

タチツボスミレがこんなに群生で咲いている場所もあります。

エンレイソウも数株が固まっていました。

ミヤマキケマンのたくさん咲いている場所もあります。

ぎょっとしたのは、水たまりに無数のオタマジャクシがいたこと。
これ、水たまりが干上がったらどうなるんでしょう?

トキワイカリソウが咲いているのは最初の林道と同じですね。

下から見上げるクロモジの花と葉はちょうど逆光で、眩しいばかりの色合いでした。

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