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2017-07-12

ミヤマキリシマに初めて会いに行く、その3、ツクシドウダンにコケモモまで

6月9日の朝は、旅先のいつもの朝と同じく早朝から目覚めました。

宿の朝食は時間が遅いので、私たちは7時半に出来上がるというおにぎり弁当を待ってから出発します。

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↑長者原で咲いていたツクシイバラです。

ツクシイバラは今年の春、花友達のお宅で咲いているのを見せてもらったのですが、その存在を最近知ったばかりでした。なので、今回の九重への旅では車で走る際に時々見かけていて、じっくり撮影できるのを心待ちにしていました。

宿を出発したら、まずは長者原へ向かいました。

長者原の売店でもおにぎり弁当を作ってもらえるので、お昼御飯用のお弁当を長者原で買うことにしたのです。ところが、売店は8時開店でそれから注文をしてお弁当が出来上がるまでに30分ほど待ちました。

ゆかり入りのおむすびと海苔でくるんだおむすび2個にたくあんがついて確か250円でした。あまりの安さに感激しました。九州って物価が安くて、行くたびに感激します。

P6090849tyuusyajyou長者原の空模様は前日ほど青空ではなく、朝のうちはうろこ雲が見えていたのですが、それでも雨の心配はありません。(後になるほど、天気はしり上がりに良くなってきましたが)

P6090850ryokannno_benntou↑こっちは宿で作っていただいたお弁当でアジの開きや卵焼きも入ってます。筑後川の源流を眺めながら、こちらは朝食としていただきました。

P6090851朝ご飯を食べているすすぐ横では筑後川源流の水でしょうか、勢いよく流れ出しています。

水の豊富なところなんだな~と毎年水不足に悩まされる讃岐の人間としては少々羨ましくもありましたが・・・・それが今回のようなことになり複雑な心境です。

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売店のおむすび弁当が出来上がるまで、その辺りを散策します。

↑九重地蔵と言うそうですが、三俣山をバックに九重地蔵がありました。

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九重地蔵の由緒です。

九重ももともとは信仰の山だったようで、かつては山の中で祀られていたお地蔵様だったようです。

そして、硫黄採取するためこの辺りは天領だったんですね。

8時半になり、おにぎり弁当が出来上がったので、牧ノ戸峠に向けて出発です。

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牧ノ戸峠は平日にもかかわらず、周辺まで含めて路上駐車もすごかったです。

峠付近で駐車できる場所がなく、峠を越えて少し下ったところでなんとか一台駐車できるスペースを見つけました。

翌日からの週末が雨が降るという予報だったので、皆さんその前を狙ってこられたようです。

P6090875牧ノ戸峠周辺は車で溢れかえっていました。

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結局、登り始めは9時5分になってしまいました。

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団体さんが続々と登っていて、こういう登りもちょっと疲れますね。

おまけに登り始めはコンクリートで固められた道で、ちょっと驚きました。

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団体さんを少しずつ追い抜いていくのですが、毎日新聞か何かのツアーの方たちのようで、全部で50人もいらっしゃるとか。

山登りに慣れた私やIさんもこの人込みでちょっと疲れたぐらいですから、登り慣れない主人がここで音を上げたのも無理なかったかな~?

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たった10分で最初の展望台に着いたのですが、主人が「ここで待っている」と言い出しました。

え~?せめてミヤマキリシマが咲いている場所まで歩いて欲しかったのですが・・・

山歩きって、最初がいちばんしんどいし面白くないのですが、登り慣れてない人はそこがやり過ごせないみたいです。

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展望台からは由布岳も良く見えてますね。

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主人を残して、Iさんと私とで出発します。

相変わらず、前方には団体さん。

牧ノ戸峠は標高1330mもあって、九重の山々はだいたい標高1700mちょっとですから、峠からだと標高差400mも登らずに山頂近くまで行けるわけです。

なので、Iさんがわざわざ牧ノ戸峠から扇ヶ鼻辺りまでというコースを考えてくださったのでしたが…。

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登り始めて最初のミヤマキリシマが出てきましたが、さすがに下のほうで咲いているのはもう綺麗ではありませんでした。

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ところが、そのすぐ後にマイヅルソウが咲いているではありませんか。

四国では深山の花と言う印象があるのですが、登山口からわずか15分ほどで咲いているので、ちょっと面喰いました。

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振り返ると風車が小高い山の上に立っていて、確かこちら方面は涌蓋山 方面とIさんからお聞きしました。

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後ろからは続々と人の波・・・。

けれど展望が開けてきたので、それも気になりません。

登山道は相変わらずコンクリート道です。

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やがて道標が見えてきて、牧ノ戸峠から0,7キロとありました。

まだそんなものですか・・・。

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そして、ここまで登ってくると、なんと阿蘇の山なみが見えてきたのです。

東が根子岳、そしていちばん高いのが中岳。

お釈迦様の涅槃像に見えることから涅槃岳ともいうらしいです。

なるほど、そんな風にも見えますね。

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道は岩場の間をすり抜けるようについていて、ここからやっと普通の登山道らしくなりました。

ここまでくるとコンクリート道とは違い、歩いても面白いので、主人もあと10分我慢すればよかったのに・・。

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いきなりと言う感じで、目の前に赤いドウダンが現れました。

後でわかったのですがツクシドウダンと言うらしいです。

ツクシドウダンでは花冠の縁が5裂するそうで、四国で見かけるベニドウダンとはちょっと違うな~と思ったのですが、ツクシドウダンは九州でしか見られないそうです。

今年は四国の山でベニドウダンやシロドウダンを見られなかっただけに、九重で見られたのがとても印象に残りました。

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この辺りはどうやら沓掛山と言う名前があるらしいのですが、先を急いでいるので、地図を見ることもできません。

ここにきて、ようやく綺麗に咲いているミヤマキリシマを見かけました。

痩せた岩場に這うように咲いています。

可愛いピンクの花に似ず、逞しい花なんですね。

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驚いたのは、コケモモが咲いていたことでした。

え~?こんなところに咲いてるの?

コケモモと言えば北アルプスの標高の高い場所で見るのが普通だった私には、ずいぶん意外でした。

四国の高山でも見たことがないのに、九重では咲くんですね。

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こちらはツクシドウダンの白っぽい個体でしょうか。

見たときはシロドウダンとばかり思っていました。

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岩場付近ではドウダンが次々と咲いていて、花の好きな人間には魅力的なコースでした。

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今から思えば沓掛山の下りに差し掛かったのでしょう。

岩場の下りなので、ちょっとした渋滞になってしまっています。

とはいえ、ここまで来ると前方の視界が開け、あそこを歩くのかと思うとワクワクドキドキですね。

向かって左のほうに見えているのがどうやら久住山方面らしいです。

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岩場から九重連山を眺めます。

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近くに見えるのが扇ヶ鼻のようですね。

ミヤマキリシマのピンクが山肌を染めているのが見えています。

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こちらは由布岳方面が行く手に見えています。

コメント

keitann様 こんにちは
平日なのにもかかわらず、車のこの混み様はびっくりしますね。
そして、有名地ならどこに行っても団体さんに出会ってしまうようになりましたね。
そのために?ご主人が落伍してしまい残念でしたね。

マイヅルソウ、コケモモが割合低い場所で生えていますね。
ドウダンツツジの仲間もたくさん出てきて、これも一つの個性ではないでしょうか。
ミヤマ霧島が少しずつ身近になってきましたね。

ぶちょうほう様、こんにちは。

ミヤマキリシマの花の時期は久住も全国区の山になるんですね。
後ろを歩かれてた初老の方も仙台から来られたと仰ってました。
まぁ、私も東北の山まで行ったことがありますから、花の好きな方はどこまででも
花を追いかけるということでしょうか。
これほど、人が多くなければ、もう少しゆったりと歩け、主人ももう少し高いところまで
行けたと思いますが、あまりの人の多さに驚いたようです。

マイヅルソウが四国とは違う雰囲気で咲いていましたし、コケモモが咲いているとは思って
なかったので、嬉しい誤算でした。
標高の割には花の種類が多いと思いました。
ミヤマキリシマは一つ一つよりも面で眺めるのが素晴らしかったです。

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