堂ヶ森に初めて登る、その2、樹林帯を抜け稜線へ
二度目の休憩では持参してきたブドウを皆に分配して食べてもらいます。
重いものは少しでも早く出して、自分の荷物を軽くしようという魂胆もあるのですが、暑い時の行動食は私のようにふだん果物をあまり食べないものでさえ、口に入りやすいので、持参することが多くなります。S君とTさんには「山でこんなものを食べるの?」と驚かれましたが、私たちにとってはいつものことですね。最近は皮ごと食べられるブドウが出ていて、これはゴミも出ないし手も汚れず、究極の行動食かな?とひそかに思っています(^_^;
カラ池の出発時刻は9時45分。
休憩中にS君が「出発は〇時〇分」と言ってくれるので、心づもりができます。
昔はそういえば、S君や私が所属していた山岳同好会では、休憩の時はそうしていたように思います。
↑歩き始めてすぐに、お地蔵様のような石仏が祀られているのを見ました。これはどなたかの遭難碑ということでした。この後も梅ヶ市分岐のところにもう一か所遭難碑が祀られていました。
出発して直ぐに現れたシャクナゲですが、ここから延々とかなりシャクナゲの尾根が続きました。
足元に「此処よりシャクナゲ歩道」と言う看板があります。
だいたい、尾根にはシャクナゲが多いものですが、名野川からの登りのシャクナゲ尾根や裏寒風のシャクナゲ尾根を思い出すような登りです。
今年の春はシャクナゲはまずまずだったのですが、ここのシャクナゲも咲いた跡が結構見られました。
急な登りですが、木に掴まって登るというほどではなく、普通の登りの範疇に入る登りでした。
登りの緩やかな場所ではコバノイチヤクソウの株を多く見かけましたが、何しろ暗くて小さいので撮影は難しいですね。
途中、樹林が切れて西の方角が見える場所がありました。
台形のまずまず高い山が見えていたので、山名を尋ねたところ、青滝山だそうです。
そういえば、前夜に地図をプリントアウトする際、堂ヶ森から西に尾根が伸びていて相名峠がありその西に青滝山と言う山がありました。
S君の話では堂ヶ森から相名峠経由で下山しても良いけどヤブ漕ぎだという話で、夏場のヤブ漕ぎは私としては論外です。
何しろ初めての堂ヶ森ですから、この日はとりあえず山頂まで行ければ良しというつもりでした。
白い花芽が上がってるのはノリウツギみたいですが、蕾だと印象が違いますね。
そのすぐ後に、開花しているノリウツギも出てきて、夏山気分全開です。
単純な私の頭の中ではノリウツギ=夏山という図式が出来上がってますね。
黙々と登る足元に今度は極小の白い花・・・ツルアリドオシの花が群生しています。
この日はまだ梅雨明けこそしていませんでしたが、梅雨時の山の花にはなぜか白い花が多いです。
展望台があるのでちょっと寄ってみようというS君の提案で、ちょっとだけ寄り道です。
ところが真夏には樹林に覆われてしまい、展望台も展望がありませんでした。
どうやらS君たちは、この堂ヶ森には冬場に来ることが多いということでした。
そして、展望台と言う場所から樹林を見ると、何やら赤い実が・・・
この時期に早くも赤い果実って何だろう?
木を見る際には葉の形などが参考になりますが、ほんの数メートルの距離でも葉の形が良く見えません。急斜面を下って見に行っても良いですが、転落でもしたことに迷惑をかけるので後ろ髪を惹かれながら諦めます。
自宅に帰ってパソコンのモニターで確認したらすぐにわかりました。これってウスノキの果実ですね。
やはりなんでも撮影しておくものです。
この1週間後に登った寒風山でもたくさん見かけたのでした。
今回初めて持参したOM-Dには14-150mmと言うレンズがついていて、これ一本でたいていは間に合うと言われたのも購入の決め手でした。
確かに、レンズ交換せずに、近くから遠くまで撮れるのは助かりました。
展望台から歩くこと2~3分で笹原を横切ります。
そして、10時33分に「水呑場」と書かれた道標のところまでやってきました。
ここで3度目の休憩を取るそうです。
ここがS君が最初に話していた第二の水場だということです。
登山道からほんの数メートル入り込んだ岩場に水が確かに流れています。
休憩のたびにポカリばかり飲んでいた私は、お茶を車の中に置いてきてしまったので、たまには味のついてない水が飲みたくて、ここの水場の水を頂きます。冷たくてとてもおいしい水でした。
水場のすぐ上の岩に蕾の上がったタマガワホトトギスを見かけました。
石鎚山系ではちょこちょこ見かけますね。
ヤマアジサイも綺麗なブルーで咲いていました。
Pさんにも美味しい水だからと勧めたので、彼女も水場までお味見に行きました・。
これまでにすでに700mlほど水分を呑んでしまっていますが、水の補給は愛大小屋でできるそうなので、ここではしませんでした。
さて、ここで休憩した理由と言うのは、このすぐ上がとても急な登りになっているので、一度休憩を入れておかないと登れないのだそうです。初めての私は、この場所の標高がすでに1300mを超えているのをスマホで確認したので「山頂にはお昼までには着きますよね?」と尋ねましたが、「山頂は稜線に出れば見えるけど、意外と時間がかかる」とか・・・。
10時45分に稜線に向けて最後の登りに取り掛かったら、すぐに梯子場が出てきました。
確かにこの後も梯子場が続き、急登には違いありません。
確か、去年ササユリを見に行った石墨山も稜線直下がずいぶんな急登でしたっけ。
この辺りの山はそういう山が多いのかな~?
岩場で咲くヤマアジサイを横目で眺めながら、急登を頑張ります。
以前はそのまま真っすぐに稜線の梅ヶ市分岐へ直登していたそうですが、今はその道は通行止めになっていて、笹原をトラバースし、稜線のやや西側に出るようです。
行く手が明るくなっていて、視界が開けそうな予感・・・
11時5分、稜線に出ました。
今までずっと樹林の中を歩いていたので、久々に「お天道様の下」に出た感じです。
樹林の中は風はあまりなくとも、木陰で涼しかったのですが、これから先は陽の光を遮るものがありません。
笹原を登っていくとすぐに分岐の表示が見えてきました。
11時7分、梅ヶ市分岐を通過します。
振り返ると、眼下に面河ダムのダム湖が見えます。
笹原の中に延びているのは梅ヶ市からの登山道です。
いちばん奥のほうに高く見えているのは大川嶺ぐらいかな?
足元にはアカモノの赤い実も見えています。
南のほうへと伸びる尾根伝いに梅ヶ市への道がついているのかと思ったら、そうではありませんでした。
あの尾根は大ノ森へと続く尾根のようです。
↓この日のログです。
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投稿: DonaldLog | 2017-08-04 01:29