残り紅葉を楽しむ鋸山~豊受山、その6、車道わきでシマカンギクとノコンギク
車を駐車したところまで帰ってきたら、後ろから朝方追い越された単独女性が歩いてこられました。
お話しを聞いたら、やっぱり赤星まで行かれたそうです。私たちより後から登り始め、私たちより余分に2時間の行程を歩かれたのに、下山は私たちとほぼ同時です。もちろん、私たちよりずっとお若い方なのですが、それでも40代ぐらいでしょうか。何より、松山から単独で来られてロングコースを歩かれるというところがすごいですね。ガッツがあります。
私たちはと言えば、朝はまだ薄暗くて車道沿いの紅葉が楽しめなかったので、帰りは車窓から紅葉を楽しみましょうということに・・・。
↑西日を受けてはんなりとした色合いとでもいうのでしょうか。
紅葉を見るなら、朝日か夕日がいちばんですね。
帰りは展望台にも登ってみました。
剣山がまだ見えています。
展望台を後にして、下っていると道路法面の上に黄いろい花がいっぱい咲いています。
あれ?シマカンギクじゃないの?
岩を足掛かりにして法面によじ登って、じっくりとシマカンギクを見てみました。
実をいうと愛媛ではあまりシマカンギクを見たことがありません。
シマカンギクが咲くような愛媛の里山には登ってないということでしょうね。
愛媛のシマカンギクと言えば、イヨアブラギクというのがあって、一度見てみたいと思っていましたが、これはイヨアブラギクとはまた違うのかしらん?
帰宅して調べてみると、イヨアブラギクは北条市辺りに自生するキクだそうで、翠波高原には自生しないようですね。残念・・・。
近くにはノコンギクも咲いていて・・・
ちょうど見ごろで綺麗でした。
他にもたくさん咲いています。
朝は薄暗かったので、全然気づかなかったのですが、帰りはちょうど西日が射して良く目立ちます。
くねくね道を車で下っていると、ススキの向うに二ッ岳や赤星、豊受山などの尾根がシルエットで浮かんでいました。
途中、コマユミが真っ赤に紅葉しているのがあって、またまた車を停めました。
カエデの黄葉をバックにコマユミの紅葉です。
西日が効いてますね。
そして、この場所でもシマカンギクが群生です。
西日が当たって、輝くばかりに咲いています。
もう花は見られないと諦めていた山行でしたが、最後に花をいっぱい見られました。
思う存分、シマカンギクを楽しんでいたら、車道を年配の単独男性が登ってこられました。
翠波峰周辺をぐるりと歩かれたそうですが、最後にこの車道を登られているそうです。車でもきつい登りですから、歩いて登るとなると大変でしょうね。それにしても、この日は私たちみたいにのんびり歩きをするものもいれば、トレーニングでみっちり歩かれる人もいて、いろいろな人がいろいろな目的で山に入られているんだなと、改めて感じたことでした。
この日、山で2回もコーヒーを飲んだ私たちですが、帰りもコンビニでもう一度コーヒーブレークしたことは言うまでもありません。(^_^;
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