残り紅葉を楽しむ鋸山~豊受山、その5、帰りは西日の紅葉を楽しむ
三度ヶ嶽は、これまた展望の良い場所なので、ここでゆっくりと本日二度目のコーヒータイムを取ることにします。
目の前には形の良い赤星山が聳えています。四国では有名な花の山ですが、私もまだ秋には登ったことがありません。
↑赤星山へと続く稜線が良く見えていて、こういうのを見ると一度はこの稜線も歩かなきゃな~という気になりますね。
東の方角を眺めたら、なんと剣山と次郎笈が見えました。
10月に剣山に登った際には赤星山が剣山からよく見えたので、こちらからも剣山が見えて不思議ではないんですよね。
眼下には、ちょっと遅いかもわかりませんが、まだまだ紅葉が楽しめます。
コーヒーを淹れて眺めを楽しんでいると、先ほど分岐でお会いした単独男性の方がやってこられて、ガスコンロで食事を作り始めました。野田から赤星に登り、豊受まで歩いてこられたのですから、お腹が空いたことでしょう。聞けば、登山を初めて5年目だそうで、今が面白くて仕方ないという感じです。装備も後はテントを買えばほぼそろうとか・・・。まだ40代後半だそうですので、今からどこにでも行けますね・・・若いって羨ましいです。
この後、予定では鋸まで歩いて、再び豊受まで帰ってくるそうですが、時間的にどうでしょうか?
私たちもゆっくりとコーヒーを飲んだので、そろそろ下山することにします。
13時5分、「お先に」と声をかけて、下り始めます。
神社まで下ってきます。
13時22分、フライパンのところを通過したのち、鳥居まで帰ってきました。
空を見ると、綺麗な雲・・・
絹雲というのでしょうか。
往路でも、ちょっと道のわかり難いところがあったのですが、復路でもちょっと迷いました。
そこへ、先ほどの単独男性もやってきて、「この辺がわかり難いですよね」と。
勿論、ここで単独男性のほうが追い越していきました。
13時52分、七々木山三角点まで帰ってきました。
すると、先ほどの単独男性が立っていて・・・やはり今日は七々木までにしときます・・・と。
秋は日暮れが早いですから、そのほうが安心ですね。
そういえば、その方に聞いた話ですが、11月上旬に東赤石で遭難があり70代の男性がまだ見つかってないとのことでした。この日も上空をヘリが飛んでいたので、もしかしたら捜索のヘリだったのかもしれません。私たちが豊受に登った12日に遺体で発見されたそうです。
七々木から見る赤星や二ッ岳はもうシルエットです。
真っ青な空に、白い雲が表情がありますね。
帰りは西日を受けたカエデを楽しみながら歩きました。
朝の光で見るのとではまた違います。
黄葉をバックに紅葉。
これはオオモミジ??
西日で見るのは、なかなかきれいでした。
まだ葉がたくさん残っていて見ごたえがあるカエデ。
こちらはどちらかというと紅葉ですね。
空が青いので、引き立ちます。
14時49分、鋸山の大岩まで帰ってきました。
朝とは違い、瀬戸内海は少し霞んでいます。
数は少なかったですが、これはウリハダカエデのようでした。
鋸山を過ぎると、背後の山のほうが高いので、紅葉も西日を受けることができません。
後はもくもくと下ります。
最後に、西日を受けたシロモジを見ることができました。
15時14分、無事、登山口まで下ってきました。
早朝出発にもかかわらず、結局、のんびり休憩を何度も取り、決して早くはない歩きでしたが、岡山での歩きがちょっとせわしなかったので、今回はリラックスできました。
こんにちは。“花の山”と聞くとワクワクしますね。春は花盛りなんでしょうね。遭難事故は低い山でもありますね。どうぞお気をつけ下さい。登山ではありませんが、先日、トレイルランでも死亡事故がありました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-11-29 08:07
多摩NTの住人様、こんばんは。
この辺り一帯の山は春にはカタクリやヤマシャクヤク、アケボノツツジなどが咲いて、それは良いところです。
私も今までは春にしか訪れたことがなかったのですが、秋は紅葉が素晴らしいですね。
遭難事故、四国の山でもときどき起こっているようです。
トレランでも死亡事故が起きたのですか?山歩きよりはるかに速いスピードで山を上り下りするので、危険もあると思います。気をつけないといけないですね。
投稿: keitann | 2017-11-29 23:19