清滝山と石土の森へ、その4、野草を見ながら車道下り
下山した後に、急遽、海岸散策することになったので、そろそろ下ることにしました。
下山開始は13時40分です。
パラグライダー基地を後にしますが、今度は車道を歩いて帰ります。つまり周回コースを歩くわけで、このほうが違う場所を歩けて楽しいですね。
↑車道を下り始めた途端に赤い果実が見えました。
ゴンズイの果実で、もう弾けていて中の黒い種子が見えています。
高知にはゴンズイが多いようで、よく見かけますが、この日の下りでは別の場所でも見かけました。
ゴンズイと違い、紫色の小さい果実は気を付けて見ないと見逃してしまいそうなヤブムラサキ。
キッコウハグマの綿毛も見かけましたが、これはちゃんと花が咲いたのだろうか?と気になりました。
赤い実が見えていて、Aさんがたぶんヤマホロシでしょうと教えてくださいました。
果実だけ見るとまるでヒヨドリジョウゴですが、葉が違います。
これはヤマホロシの葉です。
ヤマホロシは香川の山には少なくて、私は一か所でしか見たことがありません。
綺麗に黄葉した木がまだ残っていましたが、どうやらクリの木のようです。
コナラやアベマキと違い葉脈がはっきりした大きめの葉をしています。
Rさんはもう上衣を着ていませんね。
この日の高知は昼間はぽかぽか陽気でした。
これはガマズミの仲間のようです。
天気が良いので、ハゼの紅葉も素晴らしいです。
12月初旬というのに、まだ咲いていたコウヤボウキの花・・・
ベニバナボロギクの花もまだ咲いたばかりのようでした。
白い果実はイズセンリョウのようです。
葉が何かに食べられてしまいぼろぼろでした。
これも香川ではあまり見かけない植物です。
時に日陰、時に日向を歩く車道歩きも、大勢で歩けばまた楽し・・・・
石仏が見えてきたので、そろそろ清滝寺も近いようです。
朝方通った分岐が見えてきました。
下りは朝方とは別の道を下ります。
大きな葉をしたテンナンショウの果実がありましたが、たぶんムサシアブミでしょうね。
高知や徳島の低山にはムサシアブミが多いです。
これは朝も通過したイチョウの葉が一面に落ちている場所まで下ってきました。
お寺の境内のイチョウも西日を受けて輝くばかりです。
そのイチョウの木の下のお地蔵さんも西日を受けて気持ちよさそうでした。
駐車場まで帰ってきたら、今度は海岸散策に向けていざ出発です。
狭い車道では対向車も来ましたが、何とかかわしながら下ることができました。
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