七宝山芋炊き山行、その4、お待ちかねの芋炊き
コンクリート道は稜線に沿ってつけられているのですが、途中、燧灘が良く見渡せる岩場がありました。
庄内半島もばっちりです。
↑去年の忘年山行で縦走したばかりで、まだ記憶に新しい荘内半島の先端部が良く見えています。
ちょっと引くと、手前の七宝山の北斜面が良い感じに色づいてますね。
庄内半島の向うには高見島や粟島、志々島、本島なども見え、どの島も歩いているので懐かしいです。
やがて、車止めの鎖が見えてきました。
下からここまでは車道がついているので車で来られますが、神社にお参りする際はここで下車ということですね。
この日はお天気も予報が良いほうに変わってまずまずだったので、ほかにもここでお昼を食べている方たちを見かけました。
で、車道歩きの次は?というと、何やら脇道に入っていく様子・・・・
すると、何やら見覚えのある水たまりが・・・・いえいえこれは水たまりではなく「不老長寿の泉」なのだそうで、前回の縦走の時もこの泉には立ち寄ったのでした。
水が少し白濁しているので、飲む気にはなれませんが、いざとなったら飲めるのかも・・・・
コウヤボウキの綿毛など見ながら、もとの縦走路へと帰ります。
縦走路は結構広くて、嬉しいことにまずまず平坦な道が続きます。
12時39分、この日歩いたコースで初めての山頂表示がありました。
「上之山」とあって、この山名は初めて聞くものでした。前回は高野山という山頂を通ったのだけど、今回はコースがちょっと違うのかな?
Gさん、Bさんは三角点の上に可愛いキャラクター?を乗っけて撮影です。
時々、ブログで、こういうのを拝見しますが、こういうものなら荷物にもならず可愛くて良いかも・・・
稜線にも良い色に色づいたダンコウバイがありました。
ダンコウバイはそうそうよく見かける木ではないですが七宝山には多いですね。
そして、これも冬の風物詩…テイカカズラの綿毛を早くも見ることができました。
12時45分、再び車道に近づいたと思ったら、ここがお昼休憩の場所でした。
Mさんたちは車道になんと軽トラをデポされその中に食材やコンロが入っているのでした。イノシシが多いので、食材をそのまま置いていたらイノシシに荒らされるそうです。軽トラはPさんのご実家から借りてきたのでしょうか・・・早朝からいろいろと準備がさぞ大変だったと思います。
皆で手分けして食材やコンロを運び、シートの上に並べます。
お鍋に芋炊きのたれを入れ具材を投入しますが、直ぐに火が通るようにと里芋は下茹でしてあります。前々から一度してみたかった、山で食べる鍋です。
Pさんが里芋の数が何個あるから・・・とブツブツ言ってるので、尋ねたら、なんと一人分何個と考えて切ってきたそうです。あれまぁ、大雑把な私と違い、Pさんのきっちりしているのに驚きました(^_^;
ともかく、二つあるコンロの一つで芋炊きを作ります。
鍋をズームしてみると・・・・美味しそうでしょう?
焼肉はしないそうなので、持ってきたオリーブ牛(実際はAパパさんが担ぎ上げてくれたのですが)もついでに芋炊きに放り込むことにしました。一人一切れは当たるでしょう。
よく頑張ったアンジーにもご褒美に生肉を一切れ上げたら、ペロリでした。
皆さん、美味しい美味しいと言って食べてくださり、Pさんも作り甲斐があるというものです。
それにしても、これだけの準備は大変だったと思います。
傍らではMさんがぜんざいも早く作ろうとせかすので、もう一方のコンロでぜんざいを沸かし(これもPさんが前日に炊いてくれたもの)網の上でお餅も焼きます。
芋炊きの後のデザートのぜんざいも出来上がりました。
芋炊きは美味しくてお代わりをしてしまい、その上にお餅入りのぜんざいを食べたらいつになくお腹が膨れました。ほんとはこのまま1時間ほど昼寝でもしたいところですが…出発という非情の声が・・・
お腹いっぱい食べて、ただでさえ遅い足取りがもっと遅くなり、何とか皆の後をついていきます。
時刻は13時37分です。
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