小豆島の洞雲山と飯神山へ、その3、碁石山(札所の)へ下る
11時31分、思った通り、山頂らしきところに出てきました。
祠があるので間違いないでしょう。
↑これが空気が澄んでいたら、どんなにか素晴らしい眺めだったことでしょうね。
でも、春のような陽気の中、登ってこられたのだから文句は言えませんね。
小豆島の最高峰である星ヶ城や寒霞渓方面に目をやると、さすがに標高800m以上ある星ヶ城には雲が少しかかってますね。
手前には寒霞渓で見られるような奇岩が見えていますが・・・
星ヶ城から東に目をやると一際目立つ岩山が見えていて、それが大嶽、そしてその横にいちばん高いのが碁石山ということです。
良く見ると大嶽の荒々しい岩場の前にいくつかお寺の建物や鳥居が見えています。
Rさんに尋ねるとあれが碁石山(札所の)だということでした。
画像をトリミングすると、よくわかりますね。
下に置いてあった山名表示をRさんが祠のところに置いてくれたので、これで山頂らしく格好がつきました(^_^;
時刻は11時36分、ランチの予約は13時にしてあるので、碁石山山頂はやっぱり無理ですね。
そろそろ下山しなければと思い、元来た道を下るのかな?と思ったら、Rさんが碁石山に行く途中に下山道があるからそこから下りましょうと・・。
それではということで、碁石山方面を目指して歩きます。
道はウバメガシの樹林の中を通ったり・・・・
岩場を通ったりしていますが、今度は岩に青ペンキでマーキングがしてあります。
岩にはこれでもかとうほどイワマツ(イワヒバ)がくっついてますね。
岩場の向こうに大嶽の岩山が見えるという、小豆島独特の光景です。
途中、絶妙なバランスで稜線の上に乗っかっている大岩も見ました。
八巻山にこんな岩がそういえばありましたね。
やがて、左手にちょっと高い山が見えてきたので、あれが碁石山だろうと思いそちらに行こうとしましたが、Rさんが「まっすぐ行ってください」というので、まっすぐ行くと、一心寺に登る際に見えた牧場跡地が見えてきました。おまけに碁石山らしき高い山が見えないので、これはやっぱり碁石山への分岐を通り過ぎたようです。スマホの地図で確認すると、やはり通り過ぎているということで、後戻りします。
分岐まで戻って、碁石山方面へと進むと、道は一旦下ります。
碁石山へ至る道の途中から、お寺の碁石山へと下る道があるというので、それらしき分岐を探しながら歩くのですが、見当たりません。
やがて、道は登りに差し掛かってきました。
後から声がかかり、地図中にある波線の道への分岐を行き過ぎているというので、またまた引き返します。地図を見ながら、ほぼ波線の道への分岐と思われる場所を下り始めましたが、これがまともな道ではありませんでした。
どうやら、大雨などで道が荒れてしまったようで、踏み跡がほぼ消えてしまっています。
↑仕方なく、適当に歩きやすい場所を下っていきます。
Rさんの話では岩場に出るということなのですが、岩場には出そうもありません。
そのうちに下のほうに、何やら赤い色が見えてきました。
どうやらお寺の建物か何かのようです。
おまけに軽トラックまで見えてきたので、間違いありません。
12時13分、碁石山の境内付近に下ってきました。
駐車場らしき広場もあって碁石山にも車で来れるんですね。
ここにももちろん、御大師様の像がありました。
そして、鳥居の向こう見えているのが、行者尾根と言って本来の下山道だったようで、行者尾根への分岐は結局もう少し碁石山方面へ登ったところにあったようです。
ランチの時間があるので、碁石山から洞雲山方面へとコンクリート道を朝とは反対に歩いていきます。
碁石山への車道は常光寺辺りから登ってくるようで、こちらのほうが道は走りやすそうでした。
コンクリート道をたどっていると、すぐに洞雲山に出てきて驚きました。
普通は車道歩きが長くて、山道のほうが距離が短いことが多いですが、このときは車道歩きにするとほんの数分の距離なのに、山の上ではかなり歩いたような錯覚がありました。
メンバー4人中2人が登っているということで、言われるままに歩けば楽勝と思っていた山歩きでしたが、予想とは裏腹になかなか面倒な歩きとなりました(^_^;
とはいえ、結果的にはランチの時間にぴったり下山することができ、何よりでした。
こんにちは。小豆島を楽しまれているのですね。若い頃、神戸勤務の時期がありましたが、会社の連中と仕事帰りに小豆島に行って、宴会をして、翌日、そのまま帰ったという記憶です。何のために島に渡ったのかわからない旅でした。いつかゆっくり回ってみたいものです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2018-01-26 08:13
いつも楽しく拝見させていただいてます。
数年前に一人でこちらに登った時、山中で道がわからなくなって泣きたくなったのですが、一心寺近くの牧場から白い犬がずーっとついてきてくれていたので、心細さも半減したのを懐かしく思い出しました。
景観の邪魔をしている電線も、祠も、大嶽の見える素晴らしい景観・岩々・迷ったところに似ている樹林帯もとても懐かしく拝見しました。ありがとうございます。
そして続きを楽しみにしています。(お花のお勉強もさせてもらっています)
投稿: どんぐり | 2018-01-26 22:17
多摩NTの住人様、こんばんは。
小豆島は毎年欠かさずとはいかないのですが、時々登りたくなりますね。
植生もずいぶんおもしろくて、小豆島ならではの花も見られます。
宴会だけして帰られたのは勿体なかったですね。
今度は時間をゆっくり取られて島の分化や風物もご覧になってください。
なかなか見ごたえがありますよ。
投稿: keitann | 2018-01-26 23:06
どんぐりさん、こんばんは&初めまして。
この洞雲山を一人で歩かれたのですか?
それは心細かったでしょうね。
私たちはスマホに地図を入れているのでGPSのおかげで自分の現在位置がわかり
道迷いの心配がないので、まだましですね。
一心寺の白いワンちゃんですか・・・まるで昔の三嶺でガイドをしてくれたという
シロみたいですね。
私も今日は自分が持っている香川の分県ガイドを見てみたのですが(主人に変な場所に
もっていかれて手近にないのです)あれを見ていたら、問題なかったですね。
このときはメンバーの2人が過去に登っているというので、何の予習もせずコースなど
全然頭に入れてなかったので、ひどいものですね。
そうですか、お花も山で楽しまれているのですね。
小豆島は見るべきお花も多いですよね。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: keitann | 2018-01-26 23:23