白鳥アルプスへ、その2、まずは愛宕山へ
思った通り、右手を見ると、植林された木に何やら張り紙が吊るしてあるのが見えます。
前日に検索した折に、この張り紙をどなたかがアップしてあるのを見ていました。
↑ヒノキの木に張り紙が・・・
拡大すると、こんなことを書いています。
東かがわ市 里山 チャレンジ30実行委員会とあるので、間違いないですね。
何年か前に善通寺五岳みたいなイベントがあったのかしらん?
ヒノキの植林帯をまずは登っていきます。
平坦地の歩きからようやく登り坂です。
と言っても私は山歩きは1週お休みしたのでお手柔らかに願いたいです。
ちょっと登ると植林から出て、雑木林になりました。
50mは登ったかな?
平野部が眼下に見えています。
木々の枝が邪魔しますが、景色を楽しむPさん。
この山はネジキのずいぶん多い山でこんなにネジキが多い山を私はほかには知りませんが、しょっぱなからどんどん出てきます。それと山すそにはモチツツジがいっぱいありました。
モチツツジは私たちが棲んでいる中讃にはないツツジで、珍しく眺めます。
春はモチツツジで綺麗でしょうね。
やがて、足元が岩っぽくなってきました。
ちゃんとした登山道ではなくて、踏み跡程度の道ですが、登りやすいところを選んで登っていくという感じです。
もう稜線まで結構近そう・・・
西の方角を見下ろせる場所がありました。
虎丸山とその手前に見える川は湊川の支流?
稜線まであとちょっと。
10時6分、稜線に出てきました。
標高は150mちょっと。
ここから先は稜線伝いに歩きます。
道はちょっと藪化していて、時折ノイバラがあるのが困りますが、歩く分には問題ありません。
行く手に見えている高みが愛宕山かな?
稜線に出たら、心配していた通り風が強くてゴウゴウと音を立てて吹いています。
その風のおかげなのか瀬戸内海が青くてきれいに見えるのですが、遠くは少し霞んでいるようで小豆島が霞んでました。
稜線に出たら、途端に黄色いテープが見えました。
後から歩いてくるPさん。
背後の山も少し霞んでいるようです。
虎丸山は近いのではっきりと見えますが、驚いたのは手前の川が蛇行していたこと。
香川の川が蛇行しているのなんて今まであまり見たことありません。
手前に山があって、向こうにも山があるので、川も真っすぐ流れられず蛇行しているんですね。
この辺りの風景、どこかでよく似たのを見てるなと思ったら、和気アルプスから眺める吉井川がこんな感じでした…スケールはもっと大きいですが・・・
虎丸山の右の後ろに見えているのは笠ヶ峰かなと思っています。
水主三山は虎丸山、那智山、本宮山ですが、那智山と本宮山にもそのうち登らねば・・・
津田方面へと伸びる高速や海岸線も良く見えて、海の近くのの低山は眺めが良いですね。
この辺りの土地勘を養うために、山の画像を何枚も撮影します。
道はところどころヤブっぽくなっているところもありますが、歩きやすいところもあります。
途中、山頂っぽいところに着きましたが、スマホで現在地を確認してみると、まだ山頂ではありません。
標高も200m足らずですから、愛宕山はまだ先のようです。
この白鳥アルプスはコブの多い山で、何度も何度も山頂と勘違いするコブを通過しました。
10時25分、三角点のあるピークまでやってきました。
三角点があるので間違いないです。
ここが愛宕山ですね。
2万5千図では標高233.1mとなっている山頂です。
上を見上げると、山名表示は木にぶら下がっていました。
これで本日一つ目のピークに着いたので、休憩するとします。
歩き始めて1時間ちょっと経ちましたし・・・
山頂は北西の風が吹き付けるので、風を避けて南斜面にほんの少しだけ下るだけで、風がなくぽかぽかと日差しが気持ち良いです。
登りで少し汗ばんだので、今のうちならイチゴも美味しいだろうと思い、イチゴで休憩です。
10時38分、次の山頂である石槌山へ向かいます。
赤テープのついている木がネジキです。
赤い新芽が美しい里山の木です。
おやこれは?
冬から春にかけての里山歩きではお馴染みのヤシャブシですね。
果実と新芽の両方が見えています。
道はこんな感じ・・・
ほぼ稜線沿いに歩くので、この辺は道を外す心配はないです。
行く手に見えるのは次に行く石槌山?と思っていたのですが、それは甘かったと知ることになります。
歩くにつれて、北側に岩山のようなコブが見えてきました。
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