3月3日のコセリバオウレン散策
もう一週間前のことになりますが、高知にコセリバオウレンを見に行ってきました。
今年は花の咲くのが全般に遅れているので、コセリバオウレンもきっと遅れているだろうと思い、3月に入ってから見に行けばよいと思っていたら、意外にも去年と開花時期はそう変わらなかったようで、花は終盤でしたがそれでも何とか楽しんできました。
↑去年は2月18日に行ってましたので、3月入ってからではあまりに遅すぎたようです。
まあ、山仲間の都合もあったり、ほかの山に行く予定もあったりもするので、ジャストタイミングに行くのは結構難しいという例ですね。
多くの花が果実をつけ始めていました。
↑この個体はその中でもまだ見ごろの花でしょうか。
コセリバオウレンの葉は3回3出複葉です。
セリバオウレンは2回3出複葉なので、それが見分けのポイントになるわけですが、パッと見ただけでも
コセリバオウレンは草丈10センチ以下とひじょうに小さいです。
果実になり始めたのが多いですね。
青々とした苔の中に生えているので、天然の苔玉みたいですね。
繊細な葉も魅力です。
花のつくりはセリバオウレンと同じように見えます。
先ほど調べているとウスギオウレンはコセリバオウレンと同じく3回3出複葉だとありました。
2011年に八ヶ岳でウスギオウレンを見ているので↓にアップしてみます。
↑確かにウスギオウレンも3回3出複葉ですね。
オウレンの仲間も見てないのはキクバオウレンぐらいになりました。
keitann様 こんにちは
コセリバオウレンは三河でも咲く場所がいくつかあるそうですが、小生はまだそれを確かめてはいません。
セリバオウレンについては先日鈴鹿の山で見てきましたが、ウスギオウレンはまだ見たことがないかもしれません。
この花たちの仲間も繊細さが持ち味ではないでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2018-03-21 13:28
ぶちょうほう様、こんばんは。
コセリバオウレンは四国でも香川や愛媛ではたぶん咲くところがなく、高知と徳島でだけ
見られるようです。
なので、南のほうに分布があるのかと思っていたら、三河でも咲くのですね。
セリバオウレンは香川でも自生地が何か所かあるし、愛媛や高知でも群生地を見ていますので
一番ポピュラーなのかもしれません。それにコセリバオウレンに比べて草丈も倍以上あるので
見つけやすいです。
ウスギオウレンは私もたまたま八ヶ岳で見かけましたが、キクバオウレンやウスギオウレン
はもともと日本海側に自生するようですね。私も屋久島に咲くというオオゴカヨウオウレン
だけはまだ見たことがないです。
投稿: keitann | 2018-03-21 23:36