高知五台山のミニ八十八か所巡り、その3、キランソウ
何やらお堂のある十番札所のところで10分ほど休憩した後、ザックを背負って再び歩き始めます。
一旦、市街地に下りたのですが、これからまた山道を登るようです。
↑歩き始めの道沿いに、きれいなヤブツバキが赤い花を見せてくれました。
その前の週の山歩きでもヤブツバキはあまり見かけなかったのですが、さすがに高知の里山ですから3月ともなればヤブツバキが見ごろなんですね。
この後もあちこちで見かけることになりました。
木の幹に、ミニ八十八か所の小さな道標が見えています。
小さな沢を渡って、十一番札所はちょっとした岩屋の中にありました。
藤井寺です。
そして、再び、急な石段が見えてきました。
これを登るんでしょうか?
思わず、前の週の御在所山の石段を思い出しました。
こちらも御在所山に負けず劣らず、風格のある石段です。
Yさんのお話では、順路としては石段を使わずに登り、石段を下るのがほんとうだそうですが、この急な石段を下るのは危ないので、順番を変えて、石段は登ることにしますとのこと。
石段の間からも顔を覗かせているムサシアブミ。
まさに
ムサシアブミの山でした。
やはり神社の石段だったとみえて、狛犬が出てきました。
御在所山の石段よりはまだましなようです。
石段のわきに十四番常楽寺がありました。
順番だと十二番のはずですが、順路を変えて歩いています。
上から見ると、やっぱりきつい石段です、
この日は天気も良く、低山なのでこんな登りは汗が噴き出ます。
石段を登りきると社殿に着きました。
星神社だそうです。
社殿から東へ少しトラバースしたところに十二番焼山寺がありました。
本来は先に登るはずの斜面を下ります。
これを記録するにあたって画像チエックしているとどうやら十三番札所を撮影し忘れているようです。
↑いきなり十五番札所になっていますが、これも皆でチエック漏れがあったようで、十六番に着いてから歩いた道を引き返して撮影したものです。十五番札所は国分寺。
全部を漏らさず回るのはなかなか難しいようです。
こちらが危うく十五番を抜かして回るところだった十六番札所の観音寺。
十六番札所を過ぎると見晴らしの良い高台になっていました。
新しく出来ている高速道の工事中なのがよく見えています。
まだ登るようですね。
今度は順序通りに十七番井戸寺。
この辺りは手すりのついた遊歩道のような道でした。
南向きで日当たりが良いのかシロバナタンポポとタチツボスミレがツーショットで咲いています。
驚いたことに、スミレロードといってよいほどタチツボスミレが道沿いにたくさん咲いてました。
まだまだ石段を登ります。
石段にもスミレが・・・
登りの途中で詳しく確認してなくて、タチツボスミなのかそれともナガバノタチツボスミレなのか迷うところです。これが香川なら、里山にはナガバノタチツボスミレしか咲かないので話は簡単なのですが・・・
ここにもシロバナタンポポが・・・
やっぱり、高知では黄色いタンポポはあまり見かけないようです。
最後にはキランソウまで咲いていました。
里山の春の花、一通り見てしまったような気がします。
そして、、登っていた石段はなんと車道へと通じていたのでした。
こんなところで車道に飛び出すとは思わず、驚きました。
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