前から気になっていた御在所山へ、その3、曇りでも素晴らしい展望
山頂を確認した後ははやる気持ちを抑えながら展望所へ向かいます。
初めての山ではいつも展望が気にかかるし、期待してしまいますが、この日は午後からあいにくと曇ってきたので、どうなんでしょう?
あまり期待しすぎずに展望所に着いたら・・・
↑天狗塚や牛ノ背などがよく見えているではありませんか。
こういうのを高曇りというんでしょうか。
展望所には、思いがけず、雪まで少し残っていました。
剣山系方面をよく見ると、東のほうには剣山と次郎笈までちゃんと見えてます。
剣山は際立って行きが多いのですぐにわかりますね。
で、剣山の手前に見えている割合大きな山がよくわからず、山名表示板が下にあったので照らし合わせました。
↑実際の山並みと山名表示板。
これで謎の山が白髪山であることがわかりました。
白髪山は近くまで行ってるのですが、意外と見る機会が少ない山で山容を覚えてなかったのですが、少しわかってきました。
展望を楽しんでいると、Kさんからまたまたコーヒーをいただきました。
展望はほかにも高板山や大ボシ山なども見えているようですが、こちらはまだ登ったことがないので、なかなかはっきりしません。
14時35分、展望もゆっくりと楽しんだので、下山にかかることにしました。
下りは尾根道から下ることにします。
道の横にドラム缶があって中に入った水が凍っていたのにはびっくり。
この日は暖かい日だったのですが、さすがに標高1000mを超えると、下とは違いますね。
社殿を後にして下ります。
尾根道と言ってもすぐに石段の上に出てきますが、上から見下ろす石段はことのほか長くて急に見えます。これは転がり落ちたら大変なことになります。
一段一段慎重に下ります。
次はロープはありますが、尻見坂の石段です。
転ばないよう、最新の注意を払って下るので、緊張で汗が出ます。
ようやく鳥居が見えてきました。
これが最後の石段です、やれやれ。
15時18分、全員無事に下ることができました。
あとは車で下るだけです。
Kさんとはここでお別れと思いましたが・・・
Kさんが、車道の途中で待っていてくださいました。
道標があって、御在所山に矢印がついていますね。
そのすぐ下地図もにありました。
地図には説明もあって、山頂の神社は安徳天皇と平の敦盛が祀られているんですね。
道理で立派な社殿です。
高知は行く先々で安徳天皇伝説が残っているんですね。
この後も、曲がる場所を間違えたりで、国道に出るのがずいぶん遅くなって心配したKさんが途中で待っていてくれたりしましたが、国道に出ればあとは走りなれた道です。
そのほかにもこの日はコショウノキの花も見かけましたが、まだ咲いていませんでした。
シロバナタンポポはさすがにたくさん咲いていました。
この冬はとりわけ寒かっただけに、この日はタンポポなどの花を見られたのがうれしく感じました。
Kさんには道案内ししていただいたりしてずいぶんお世話になりました。
四国の山は登山口まで行くのが難しく、特に高知や徳島の山は慣れないと大変ですがおかげさまで上の登山口まで車で行くことができ、帰りも遅くならずに済みました。
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