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2018-04-01

初めての阿佐尻山へ、フクジュソウのお花見に、その1、シロバナショウジョウバカマ

3月の第三週末はいつもの山仲間たちとどこの山に登る?という話になって、やっぱりこの時期はフクジュソウでしょうということになりました。

私はフクジュソウといえば、寒峰に登って見たことしかないのですが、徳島の阿佐尻山という山にも多いそうで、2年前に仲間たちは登っています。阿佐尻山は京上トンネル手前から国道439号を京柱峠方面に登ったあたりに登山口があるとか。

何年か前に京柱峠から土佐矢筈に登った時、阿佐尻山が京柱からよく見えていたことがあって、それ以来、機会があれば行ってみたいと思っていました。

話がまとまって、岡山から山仲間のYさんとAさんも参加されることになり、3月17日の7時に財田の道の駅に集合となりました。この日は朝はよく冷え込み、途中の仲南辺りでも気温0℃、道路が凍結したりしてないかと心配しながら集合場所に何とかたどり着きました。

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道の駅からは四駆のRさんの車に乗せてもらい出発です。

途中でマイナス2℃という表示もあったりで、この日は朝の冷え込みがきつかったようです。

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途中、いつもの場所でシロバナショウジョウバカマの様子を見てみます。

咲いてましたよ。

数年前までは祖谷地方や高知に早春の花散策に一人でよく出かけたものでした。

シロバナショウジョウバカマはそんなときにあちこちで見かける花の一つです。

徳島や高知に多いと思っていましたが、検索すると六甲にも咲くようで、本州にも分布があるんですね。

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葯はほんのり淡い紫色でやさしいイメージの花です。

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頃合いのフキノトウもありますが採取はしません。

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これはアオイスミレの咲き始めの姿のようですね。

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再び車を走らせていると、南のほうの稜線が真っ白に輝いています。

霧氷ですね。

この日はよく冷え込んだので、山域によっては霧氷が見られたようです。

京上トンネルの手前で右折し国道439号を京柱峠方面へと登っていきます。

その途中で「ミニ八十八か所」と書かれている方角へ進みます。

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曲がってから5分足らずで堀切峠の大師堂に到着しました。

時刻は8時50分。

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↑帰りに撮影した堀切大師の様子。

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用意をして8時56分に歩き始めますが、この時私は自分のダブルストックを車に積み替えるのを忘れていたことに気づきました。

やれやれ今日はストックなしの歩きですね。

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登山口辺りにもフクジュソウがあるらしいですが、この日は朝の冷え込みがきつかったので。まだ凍っていますね。

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登山口のフキノトウも凍っています。

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↑ここから登るようです。

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最初は植林の中を登っていきますが・・・

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すぐに見晴らしの良い場所に出てきました。

なだらかな山容は牛ノ背ですね。

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こちらは寒峰方面かな?

まだ全容が見えてないので、山座同定ができませんが、今日は素晴らしい展望が楽しめそうです。

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朝日に輝くのはダンコウバイの花のようです。

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この山に何度か登られているYさんの後を歩きますが、苔むした岩のところを通過します。

ここはフクジュソウの下の自生地らしいですが・・・

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寒さで凍ってしまい、フクジュソウがぐったりしています。

こういう花はいったん凍っても気温が上がれば元気に咲くので、帰りにもう一度見ましょうということで、どんどん先に進みます。

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そのあとは尾根を登るのですが、これが急こう配の尾根で木につかまりながらやっとこさです。

おまけにストックを忘れているので、途中で拾った木の枝一本をストック代わりに使うのですが、なかなか踏ん張りがきかず、苦労します。

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急な尾根を10分近く登ったでしょうか。

標高差にして80mぐらいは登ったような気がします。

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9時49分、急な尾根を何とか登り切りました。

眼下には祖谷の集落までくっきりと見えていて、素晴らしい・・・

ここで少し水分補給をします。

P3173051Pさんは少し向こうのほうを登ったようですね。

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登りきったところに大きな反射板があります。

これが目印ですね。

この先はそれほどきつい登りもないということです、やれやれ。

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反射板から先の道は植林の道になっていますが、これも短い区間でした。

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