初めての阿佐尻山へ、フクジュソウのお花見に、その3、霧氷とフクジュソウ
登っていると、足元に何やら白い雪のようなものが落ちています。
雪が積もったのとはまた違い、どうやら霧氷が落ちてきたもののようです。
「朝早い時間帯には霧氷があったのね」などと話しながら歩いていると、やがて、頭上に霧氷のついた気が出てきました。

↑この日は阿佐尻山の北側に位置する寒峰には霧氷がなかったそうで、逆に南側の梶ヶ森や土佐矢筈にはついていたようなので、その日の気象条件にもよるんですね。

どちらにせよ、霧氷まで見られるとは思ってなかっただけに予想外の喜びでした。

↑これが霧氷が落ちてきたものです。
この日は昼間に向かって気温がぐんぐん上がったので、午後からは霧氷も落ちてしまったことでしょう。

霧氷が見られた場所は、ちょうどフクジュソウの群生地にもなっていて、まだ完全にはお目覚めしていませんでしたが、8割がたお目覚めしたフクジュソウがたくさん咲いてました。
↑お母さんと3姉妹??

木の株もとで守られるように咲いている2輪

たくさん咲いてますね。
1輪でも存在感のある咲き方です。
まだ完全には開いてませんが、帰りには平開していることでしょう。
帰りにもぜひ立ち寄って見なくては・・・
というか、このコースはピストンなので、帰りもぜったいに見られるんです。

10分ほど大撮影会をした後、お名残り惜しいですが再び登り始めます。

ところが5分と登らないうちに、またまた咲いてるではありませんか。
しかも、この場所は日当たりが良いのかしっかりと開いています。
またまた撮影会と相成りました。

それにしてもたくさん咲いてるものですね。
できるなら雪の中で咲いてるのを撮影したかったですが、それは無理というものですね。
雪とのツーショットは無理ですが、せめて青空とフクジュソウは何とか撮ることができました。

そして驚いたことに、2度目の撮影会をした場所を登ると、すぐにコンクリート道に出たのです。
この道は行きも帰りも車が少し走っているのを見かけましたから、知る人ぞ知るという道でしょうか。

コースは尾根の南側にコンクリート道をたどるのですが、尾根の北側にまたまた霧氷が見えたのでそちらに行ってみました。

結構な霧氷がついているものですね。
見上げれば、頭上にも霧氷のついた木。

これはウツギの木についた霧氷です。
丸いのはウツギの果実です。

ここでもヤドリギを見かけましたが、やはり果実は見当たりませんでした。
一旦、だだっ広い広場のようなところに出ます。

ここからも霧氷がきれいでした。
フクジュソウに霧氷に、ほんとによい日に来ることができました。

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