« 初めての薬研谷でアケボノを見る、その2、大道丸へ | メイン | 初めての薬研谷でアケボノを見る、その4、アケボノに酔う »

2018-05-13

初めての薬研谷でアケボノを見る、その3、出会い

どんどん下っていたら、今度はエイザンスミレのようなスミレが出てきました。

でも、ここから近い大河原高原のスミレはアカバナスミレと言われているので、ここのものもアカバナスミレかな~?などということが頭をかすめます。

P4214798

エイザンスミレとの違いは花の縁が波打たない、花の色が赤みを帯びている。ということらしいですが・・・

P4164806薬研谷の4日前に豊受山で見たエイザンスミレ・・・

花色はそう変わらないようですが・・・見分けが難しいので、この日薬研谷で見抱えたスミレはエイザンスミレということにしておきます。

P4214799

あれ、切れ葉の白いスミレが咲いている・・・ということはヒゴスミレ?

大河原にもヒゴスミレがたくさん咲くので、ヒゴスミレもありかな~などと思っていたら、何のことはない、エイザンスミレの葉のところからナガバノスミレサイシンの花が咲いていたのです。

そんな話を賑やかにしていたら、後ろから単独の男の方が来られてスミレ談義に加わられました。

男の人にしては珍しく、スミレをよくご存じだなと思っていたら、なんとこの方はブログでお付き合いのある神戸のk2さんで、あとからコメントをいただいてそれがわかりました。

まさか徳島のマイナーな山でお会いしようとは思いもしませんでした(もっとも、このときはk2さんだと知らなかったので、そんなことはこれっぽちも思わず)

P4214800

その後も、道の傍らにミツバツツジが鮮やかに咲いているのを眺めたり・・・

P4214802

こんな乾燥した場所でワチガイソウが咲いているのを物珍しく眺めたり・・・

P4214803

エイザンスミレかアカバナスミレか見分けのつかないスミレがここにも・・・・

P4214805t

ピンボケですが、ワチガイソウは好みの花なので、何度か撮影します。

P4214806

ヒメシャラの株立ちになった姿・・・

この辺りの山系にはヒメシャラが多いですね。

P4214807

カタクリもその後も、ぽつぽつと咲いていました。

P4214809

ヤマザクラも標高1000mを超えるとまだ咲いていますね。

私たち、山に登る人間は何度でも桜を見られます。

P4214811t

10時半を過ぎたころに、先ほど上から眺めた鞍部状の場所まで下ってきました。

ミツバツツジが鮮やかに咲いていた場所です。

この辺りまでくると、行きかう登山者が結構多いです。薬研谷はアケボノツツジの時期には思ったより多くの人が訪れる場所なんですね。

P4214813

稜線を歩いてくる、この日のメンバーの方たち・・・

Yさんのご主人は頭に包帯を巻かれてます。

P4214814t

ミツバツツジも綺麗だし、歩き始めてからまだ休憩を取ってないので、この辺で一度休憩しましょうということになりました。

少し登ったところが木陰で良さそうなので登っていると、一際色鮮やかなミツバツツジが咲いています。

P4214815

アワミツバツツジはおしべが7本~9本なのだそうですが・・・

P4214760その前にアップで撮影したミツバツツジのおしべの数を数えると9本なので、これは泡三つ葉痛t時のようですね。色合いがトサノミツバツツジより鮮やかなような気がします。

P4214816

正面にちょっと小高い場所があって、そこで休憩にしようと登っていると、アケボノの色が正面の木の間越しに見えてます。あのあたりが薬研谷なのかな~?ここから眺める限り、咲き具合は申し分なさそうですね。

P4214817

↑ミツバツツジを撮影するPさん。

こんな見事な色合いのミツバツツジはなかなか見られませんね。

ただ、地面には枯れた木々の枝が転がっていて、シカがこの辺りを走り回っていることが容易に想像できます。

ちょっと上った小高い場所で、休憩を取りますが、持参した頂きものの薄墨羊羹が重いので早速皆に配ったところ、皆さん、美味しいと召し上がりました。持参した当人の私は甘いものは苦手で、羊羹は食べませんでしたが(^^;)

P4214818

休憩場所の目の前で咲いてたいたシハイスミレ・・。

白っぽい花の個体です。

P4214819

直ぐ近くにはピンク花のシハイスミレが・・・

シハイスミレは葉も花も、結構変異が多いですね。

P4214821

休憩も終えて、今度こそアケボノスミレの待っている薬研谷へ、いざ向かわん・・・

P4214824

もう一度しつこく、色鮮やかな・・・ミツバツツジを撮影していると・・・

P4214825

あれ?すぐ下の登山道になんだか見たようなお顔が・・・

四国の山仲間のSさんご夫婦、Oさん、Tさんではないですか。

そういえば、Sさんたちは毎年のように薬研谷へいらっしゃってるそうで、もしかしたら今日も来られているかも・・・とPさんが言ってました。

しばし、記念撮影やらおしゃべりやらで、賑やかなことでした。

P4214827

Sさんたちはその前の豊受山でもお会いすることはなかったのですが、同じ日にカタクリを見に来られていたそうで、花好きは考えることが同じなんですね(^^;)

逆コースを周回されているSさんたちを見送ったら、私たちも薬研谷へ向かいます。

P4214829

ところが、道を知らない私がこの時はトップを歩いていたのですが、何やら怪しげな道になってきました。

こんなのが道かな~?

P4214830t

ミツバツツジだけはその後も色鮮やかに咲いています。

P4214831t

山側が少し崩壊したようなところがあって、歩きにくい場所もあったりします。

P4214833

南に見える格好の良い山は後からわかったのですが、やっぱり高丸山だったんですね。

途中で「通行止め」みたいなことを書いた札がぶら下がっていて・・・仕方なくそのまま進みますが、どうもおかしい・・・

P4214834

シロモジも見事に咲いています。

しばらく歩いたころ、後ろのYさんご主人から「この道は違う、やっぱりさっきの通行止めの場所を左折です」と。

時刻は11時ごろです。

P4214835

引き返すことしばし、GPS片手のYさんのご主人の後に続いて、尾根らしきところを下ります。

P4214836

下り始めてすぐに、第一アケボノが見えてきました。

コメント

keitannさん、こんばんは。

薬研谷・・・まさかの出逢いで驚いています。

花好きの方々だなとは思いましたがkeitannさん、ピオーネさん達
御一行とは此れっぽっちも思いませんでした。
その時に気が付けば良かったのにと残念です^^)

k2さん、こんばんは。

薬研谷行きから、早くも20日以上が経ってしまいました。
神戸からおいでになったとはお聞きしていたのですが、まさかk2さんとは思いも
よりませんでした。
私やピオーネさんはエントツ山さんの掲示板などで、顔も少し露出しているので
四国の山ではよく「どこかで見たことがある」などと言われたりします。
k2さんはご自分のブログでもお顔を出されてないので、わかりませんでしたが
何となく雰囲気は覚えていますので、次回どこかでお会いしたらお声がけさせていただき
ますね。

先週の石鎚行きでもエントツ山さんの掲示板に時々投稿されている方をお会いしていた
のですが、そのことに気づくのが遅れ、お話できなくて残念な思いをしました。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ