7月半ばの天狗高原散策、その5、草原歩きではヒメユリやハンカイソウが咲く
ザックを担いでの山歩きが終わったら、お昼を食べて、今度は草原散策です。
この頃には駐車場もほぼ満車状態になっています。草原散策には車を道路の路肩の広くなった場所に駐車するのですが、台数が余り置けないため、Mさんの車に皆で乗り合わせて向かいます。
撮影ポイントは地元のAさんが良くご存知です。
↑広い草原でカレンフェルトをバックに咲く朱色のヒメユリ・・・
天狗高原でこのヒメユリを見たのは8年ぶりでした。
私が7月に鹿島槍から帰ってきてしばらくして、今は亡き山仲間のTさんに四国カルスト行きを誘われたのでした。
二人で広い草原を歩き回り、彼女がストックでくさむらを持ち上げては大ナンバンギセルを探していた姿を今も思い出します。
四国カルストが大好きだったTさんとは毎夏のように訪れた思い出の場所です。
今では貴重種となっているヒメユリは草にも負けず、蕾をいくつもつけていました。
8年前には見ることができなかったササユリも今回は時期が早かったので、まだ綺麗に咲き残った株も見られました。
去年の堂ヶ森でも笹原に咲くササユリのあまりの美しさに圧倒されたのですが、このピンクは魅惑の色ですね。
Aさんにとってはご自分の庭みたいなものでしょうね。
カキランがこのくさむらでも咲いています。
これはトンボソウ?
石灰岩とくさむらの中に東屋があって、ここは観光客も多いです。
鳥形山がここからも見えていますね。
広い草原の上に入道雲…こんな光景は香川では見ることのできない光景です。
花弁の先がそっくり返ったササユリ・・
はんなりと優しいピンクとでもいうのでしょうか。
猛暑の日々が続きそうなので、花の命も短そうです。
小さくてもまっすぐしゃんと立っているヒメユリ。
小さなユリです。
この日のメンバーの散策風景・・・
草原の中のハンカイソウ一輪・・・
岩の上では何かしきりとさえずる小鳥。
メンバーの方が調べてくださってホオアカだそうです。
ハンカイソウと放牧された牛たち・・・
順序が逆ですが、最後にこの日のハンカイソウの群落です。
ここはハワイ?
道路を猛スピードで駆け抜けるのはトゥクトゥク。
天狗荘で買い物したレシートを見せたら20分乗れるそうです。
この日は高原と言えども昼間は暑かったので、津野茶ミルクのかき氷が美味しかったです。
場所移動でMさんの車の窓から眺めた仁淀川。
もう水遊びしている家族連れが何組もいました。
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