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2018-07-22

7月半ばの天狗高原散策、その6、牧野公園のタキユリと天狗高原の花

天狗高原から下りて移動したのは佐川町の牧野公園です。

P7159078takiyuri

この公園にはタキユリがびっくりするほどたくさん咲いていました。

たぶん植栽と思われますが、高知の山地を車で走っているとのピンクも鮮やかなタキユリがあちこちに咲いています。

ある雑誌で10年近く前にタキユリの特集をしていたことがあり,それ以後憧れて、何度か高知方面へ見に行ったものでした。今では高知の山に登るときに、たいていはどこかで見られます。

P7159081ユリの種類としてはカノコユリになると思いますが、タキとは高知では崖のことを指すそうで崖から枝垂れるように咲いているのを特にタキユリと呼ぶのだとか・・・。

枝垂れて咲く花が好みである私にとっては毎夏、一度は見ておきたい花です。

P7159092青空バックでタキユリを撮影できるのって珍しいような?

この日は特に暑い日で、時間帯も15時~17時と西日が射す特に暑い時間帯です。

P7159091その暑さの中、テバコマンテマが無造作に咲き乱れていて驚きました。

テバコマンテマって絶滅寸前のようなのですが、これほど暑い場所で平然と咲くような丈夫な花なんですね。

P7159096キレンゲショウマも咲いてましたよ。

P7159103これは野ではあまり見なくなったノカンゾウ。

ヤブカンゾウは我が家でも蔓延っているし、道端で咲いているのもちょくちょく見かけますが、ノカンゾウは花姿がすっきりしています。

P7159105↑牧野博士のお墓も見られました。

P7159106夕食は以前から入って見たかった自由軒というお店へ。

高知では数軒あるそうですが、ここが本店だそうです。

ラーメンも美味しくて、機会があったらまた行ってみたいですね。

P7159107その自由軒でお店に入れるまで待っていた間に、見かけたクワカミキリ(Aさんに教えていただきました)

最後に天狗の森で見かけた花を数種。

P7158943まずはBさんが見つけてくれたオニノヤガラ。

これ、北アルプスで今までにも何度か見たことがありますが、北アルプスのはかなり大きかったけど、これは草丈50センチほど。

ちょうど見ごろです。

P7158948あとからAさんが見つけてくださった株はそれより小さくて草丈30センチぐらいでした。

四国の山では初めて見ました。

P7158966チョウセンナニワズの赤い果実も見られました。

チョウセンナニワズは今までにも剣山んで見ており、石灰岩地にのみ自生する貴重な植物のようです。

P7158976緑の中に緑の花で、ほんとにわかりにくく、撮影も難しかったセイタカスズムシソウ。

P6110610seitakasuzumusisou↑以前、剣山系で見ていたセイタカスズムシ。

この株も翌年には見当たらなくなってしまいました。

P7158979アオスズランは花にはちょっと早かったようで、残念でした。

コメント

こんにちは。タキユリという品種があるのですね。ノカンゾウはスッキリとして良い姿ですね。当地ではヤブカンゾウがどんどん増えてノカンゾウが少なくなっているような気がします。オノノヤガラは3年前に当地で出たという情報があり探しているのですが、まだ見つかりません。何とか見たい花です。

多摩NTの住人様、こんばんは。
タキユリはカノコユリの変種だそうで、花自体はほとんど同じ花のように見えます。
高い場所から枝垂れて下向きに咲くので、風情があってきれいです。
我が家でもカノコユリの球根を通販で取り寄せて庭石の上で枝垂れ気味に咲かせたり
してタキユリ風に楽しむ年もあります。
ノカンゾウはヤブカンゾウほど繁殖力が強くないのでしょうかね。
当地でもごくたまに見かけるのですが、花がヤブカンゾウよりすっきりして綺麗だと
思います。
オニノヤガラ…北アルプスでは標高1000mほどの樹林の中で咲きます。
天狗高原でも似たような環境で咲いてましたが、御地でも出たことがあるんですね。
多摩辺りですと、標高が低いので花期は7月上旬ぐらいなんでしょうかね。
なんとかご覧になれると良いですね。

keitann様 こんにちは
台風が通り過ぎても前とあまり変わらないような暑い日が続いています。

今回の記事でも珍しいものが満載でしたね。
カノコユリと思って記事に入るとこれがタキユリということで、説明を読んで納得です。
次に、絶滅が危惧されるテバコマンテマという名前を知りました。
キレンゲショウマも御ページでは良く目にする名前ですが、小生はこれをまだ見たことはありません。
特筆ものは、牧野先生の眠るお墓の紹介でした。野の花に興味のある方ならば、どの方も牧野先生の著作物にお世話になっていることでしょうね。
そんな先生の最後に落ち着いた場所を見せていただき、感謝の合掌をさせていただきます。
御戒名が「浄華院殿富嶽頴秀大居士」と”院殿・・・大居士”のビッグネームの割にはこじんまりしたお墓で、これはいかにも牧野先生に相応しいと感じました。

ぶちょうほう様、こんばんは。
台風一過後、猛暑の日々が帰ってきましたが、、朝晩はほんの少しましかな
と思えるこの頃です。
タキユリは高知や長崎などに見られる崖のような場所に枝垂れて咲くカノコユリの
ことらしいです。正確に言うならばカノコユリの変種ということですが、かの
シーボルトも絶賛したというユリです。このユリがシーボルトの手で西洋に持ち込まれ
かの地で様々な園芸種のユリを生み出したということです。
テバコマンテマはもともとは石鎚山系の手箱山で発見されてその名がありますが、今では
手箱山ではほぼ絶滅したらしく、私が時折訪れる寒風山という山の岩場にのみ残っている
貴重な花です。
牧野公園がある佐川町は牧野博士生誕の地です。
お墓はごくごく普通のお墓で、私も意外に思いましたが、おっしゃられる通り牧野博士に
相応しいのかもしれませんね.

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