ちょっと久しぶりの秋の梶ヶ森へ、その2、棚田を見てから登り始める
大豊インターを下りて、国道32号を池田方面へ15分ほど逆戻りすると豊永です。その間にも国道の法面を真っ赤に染めてヒガンバナが咲いているのに歓声を上げました。香川で車を走らせていてもまだヒガンバナの咲いているのは見かけないのですが、この辺りは山間部になるから雨が多いのか。早くも群生で咲いているのです。しかし、集合時間に遅れるといけないので、ヒガンバナの撮影は帰りに立ち寄ることにして、豊永のお店にだけ立ち寄ります。ここで、この日のお昼ご飯などを調達します。私が買ったのはサバ寿司ですが、もう一種類、聞いたことのない名前の魚のお寿司が売られていました。お店の方に尋ねるとカジキのことだそうです。両方欲しいけど、さすがにそんなに食べられないのでサバ寿司にします。
あとは朝ごはん用におにぎり。
買い物を済ませて外に出たら、あらら、Kさんが・・・
Pさんの車を見かけて待っていてくださったようです。ずいぶん日に焼けて少し細くなられたのでは??
暑い間、外での仕事で良く焼けたとか・・・山にも登れないほど忙しかったそうです。ともあれ、再会は2か月ぶり以上?お互いに元気で良かったと喜びました。
そこからは別々の車でですが、龍王の滝駐車場を目指します。
といっても途中に通りがかる八畝の棚田見学は外せませんね。
↑梶ヶ森に登るときはいつも眺める棚田ですが、意外にも稲はまだ青々としていました。
香川の平野部の稲田とあまり変わらないような感じです。きっとここは田植えが遅いんですね。
私はどちらかというと9月末や10月初めに梶ヶ森を訪れることが多かったので、すでに稲刈りが終わった後の棚田を見ることが多かったのですが・・・
↑こちらは、少し離れた場所からですが、ススキを手前に向こう側に南大王の集落。
フクジュソウで有名な集落ですが、老齢化が進み、フクジュソウ祭りが行われなくなったそうです。
この日は最初から最後までススキが印象に残る山行となりました。
棚田の中に祠が見えています。
畔にヒガンバナが咲きそろうと絵になるでしょうね。
この様子だと稲刈りは9月末か10月初めかな?
付近には民家もあって、車道法面では今を盛りとギボウシが咲いていました。
Aさんに教えていただいたのですが、ナンカイギボウシらしいです。ギボウシは種類がたくさんあって、それぞれ花期が違いますね。
今年は何度も見かけたマツカゼソウがまだ咲いています。
ずいぶん花期の長い植物なんですね。
車道にアケビが落ちていたので見上げると、頭上には鈴なりのアケビの実。
まだ熟してないけど、今年はサルナシでもなんでも豊作みたいと思っていたらアケビも?
最後に、棚田の画像を一枚撮って、再び車で走りだします。
車窓からシュウカイドウが見事に咲いているのが見えたので、走る車からパチリ。
我が家のシュカイドウは今年の猛暑で、途中からダメになり花も咲きませんでしたが、ちょっと山に入るだけでこんなに綺麗に咲いているんですね。
その後も、車道の傍らでいろいろな花を見るつもりだったのですが、杉が伐採されているせいで車道沿いの様子が随分変わっていました。いつも見ていたタカネハンショウヅルやアケボノソウなども見当たりません。時期的に早過ぎたのかもしれませんが・・・
↑おかげで9時過ぎに龍王の滝の駐車場に着くつもりが8時50分には着いてしまいました。
前夜、雨が少し降ったのか、駐車場には水たまりができていました。
Aさんを待つ間に、その辺りを散策していると、赤花のゲンノショウコが咲き乱れています。とはいえ、まだ日が射さないので花が、まだ目覚めていませんね。
今年お初のオトギリソウも咲いていたので、嬉々として撮影します。
まだ日が射してなくて、帰りに撮影した方が良かったかな?とも思いましたが、朝のうちに撮影しておいて正解でした。というのも、帰りに駐車場まで帰ってきたときには花は閉じていたのです。
初めて知ったのですが、オトギリソウは一日花で夕方には萎むのだそうです。
山登りをしているとタカネオトギリなどはよく見る機会がありますが、何もつかないオトギリソウは里山なんかに多いので、見る機会が少ないのです。
そうこうするうちに、Aさんが9時10分に到着されました。予定より20分も早いですね。
この日はAさんの息子さんもご一緒されると前夜のメールで連絡いただいていたのですが、息子さんも車から降りてこられました。親子で一緒に山歩きなんて、羨ましいですね。我が家は孫以外はほとんどついてきませんが(^^;)つい
皆さんが揃ったところで、9時17分に出発です。
この日は草の露などで足が濡れるといけないので、久々にスパッツをつけています。
滝までの遊歩道は最初のうちは平坦な道を歩きます。
↑今年はすでに3度も見ているヤマジノホトトギスですが、ここでもたくさん咲いていました。
高知のヤマジノホトトギスはずいぶん色白な花が多いです。
道はずいぶん荒れていて、驚きました。
滝までは山登りとは関係ない滝見物の方も良く来られると思いますが、足元をきっちりしておかないとサンダル履きでは危ないです。
6月末から7月初めにかけての豪雨は大豊辺りではにかけてずいぶん降ったそうですから、そのせいなんでしょう。
白いキノコはシロオニタケかな?
この日はキノコもずいぶん見かけました。
シコクママコナも大群生で、これから先もあちこちでママコナを見ることとなりました。
keitann様 こんにちは
今回もお友達と行かれる山でしたね。
登山口に着くまでにも素敵な秋景色がありますね。
棚田の稲はまだ青さが残り、取り入れまでにもう少し日にちがかかりそうですが、全体の景色は何とも言えない和やかさを感じました。
待合せの時間よりも20分早く皆が揃い、日が短くなりつつあるところですので、あとの行程が楽になりましたね。
今年はアケビもサルナシも豊作なのでしょうか。
これからはそちらの楽しみも出てきますね。
投稿: ぶちょうほう | 2018-09-22 17:08
ぶちょうほう様、こんばんは。
この日は2か月ぶりに高知の山仲間の方たちともご一緒出来ました。
皆さん、花の好きな方ばかりなので、撮影時間が長引いても誰も文句は言いません(^^;)
高知は山地の多い県土なので、あちこちに棚田が見られます。
黄色く色づいていたら最高だったのですが、まだ稲が青々としていました。
秋は日暮れが早いので、少しでも早く出られると気分的に楽ですね。
梶ヶ森自体は5時間もあれば周回できるので、東赤石などと違い、のんびり歩きできますが
それでもAさんが予定の時間よりずいぶん早く到着されたので、花散策に時間を取ることが
出来て良かったです。
今年は山の実ものは出来具合が良さそうですよ。
今日もアケビの実をたくさん見かけました。
投稿: keitann | 2018-09-22 22:29