噂のUFOラインを歩く、その5、まだまだ花が咲いてる
自念子の頭へはほんのひと登りで行けるようで、登山者でなくドライブのついでに登られる方がほとんどのようでした。
↑途中で瓶ヶ森林道を振り返るPさん。
朝方はすっきりと見えていた寒風山や笹ヶ峰に、もうガスがかかっています。
寒風山はいつ来てもガスの動きが激しいですね。だから植生が豊富なんでしょうが・・・
Pさんが自念子の登りには確か林道が咲いてますと言ってたけど、ほんと、咲いてました。
こちらはアサマリンドウではなくて、何もつかないリンドウです。
アサマリンドウよりも、より草原に近い雰囲気の場所に咲くような気がしてますが、実際のところは二つのリンドウが咲く環境はどう違うんでしょうね。、アサマリンドウは岩場を好みますが、ササの中でも咲きますしね・・・
登山道沿いに点々と咲いているリンドウに何度もカメラを向けます。
同じようにしゃがみこんで撮影しているPさんの後ろではドライブついでに自念子の頭まで登られるらしい若いカップル。それとも、ここまでなのかな?
この絶景はやはりインスタ映えの景色ですよね。
そういう私たちも、インスタグラムはしませんが、絶景を撮影します。
12時36分、自念子の頭に到着です。
Pさんの予定では。ほんとは西黒森まで縦走する予定だったのですが、。私が東黒森までと勘違いしてゆっくり歩いたのと、途中で高知の女性と長話などしてしまったので、西黒森はまた次回ですね。
次に来るときは西黒森から瓶ヶ森まで歩くことにしましょう・・・
お昼はもう食べてしまったので、自念子の頭ではコーヒーブレークです。
絶景を眺めながらのコーヒータイムはなんとも贅沢・・・
東黒森でお会いした徳島からの単独男性も、その後やってこられました。
13時5分、山頂を下り始めます。
下り始めてすぐに、林道で見かけた小さな女の子2人とそのお父さんが登ってきました。
うちの孫も似たような年恰好なので「よく頑張ったね」と声を掛けます。
子供さんって、ほかの人から声をかけられると嬉しいみたいですね。
小さくてもそれぞれ自分のリュックを背負ってるのが、えらいです。
ススキの穂を入れて瓶ヶ森林道を写してみましたが、ススキの穂がもう終盤もいいところです。
標高1700mですから無理もないでしょうか・・・
下りにもう一回、林道を撮影しました。
すると、登りでは見つけられなかったツルリンドウの実が見つかりました。
ツルリンドウも低山から高山まで、適応能力がすごいですね。
13時23分、瓶ヶ森林道まで下ってきました。
ここからは車を置いたところまで、林道歩きになります。
林道沿いを歩き始めるとすぐに、崩落防止の金網の中でアサマリンドウが咲いているのを見かけました。
やっぱり岩場ではアサマリンドウが優勢ですね。
ドウダンも岩場では鮮やかに染まっていました。
林道歩きはこれから1時間ほどかかるかな?
この日は車が多いので、下界の道並みに車に気を付けて歩きます。
道路法面の紅葉と、青空に少し雲が出てきて趣を添えます。
なんとクサノオウバノギクもまだ咲き残っていました。
最近は夏に石鎚方面にあまり来ないので、ここ数年見ていませんでしたが、久々で見ました。
結構、珍しいキクで、私も石鎚山系でしか見たことがないです。、
色づき始めているカエデ・・・
行く手にトンネルが見えてきました。
瓶ヶ森林道全体では5か所以上トンネルがあったと思います。
これはコハウチワカエデの紅葉かな?
トンネル内に足を踏み入れ始めたPさん・・・
内部は暗いので、車に気を付けないと・・・
それまでにも草刈された後の背の低いナギナタコウジュは見ていたのですが、ここにきてナギナタコウジュらしい草姿のが出てきました。
林道沿いの草は今年は綺麗に刈られていましたが、雨が多くて草が半端なく伸びたので、たぶん草刈回数も多かったのではないでしょうか。
苗場の麓では嫌というほど咲いてましたが、何とか四国の山のナギナタコウジュも見られて良かったです。
↑この日の好天が一目でわかるような画像ですね。
葉っぱが青々としていて、危うく見落とすところでしたが、マユミの赤果実も見かけました。
いつもは落葉した木に赤い実だけが残るので、すぐにそれとわかりますが・・・
なだらかな笹原が見えてきたので、伊予富士もそう遠くはなさそうですね。
こちらもたぶん草刈された後に咲いているアキノキリンソウ・・
そのすぐ後に、これも草刈された後で地際で咲いているアケボノソウもありました。
4弁の花と、蜜腺に来ているアリも見えていますね。
林道沿いを歩くと、意外と花が多くて退屈しません。
keitann様 こんにちは
秋の日差しが何とも言えませんね。そんな中を穏やかな山行でしたね。
リンドウ、アキノキリンソウ、アケボノソウ、ナギナタコウジュの花やツルリンドウやマユミの実はお馴染みなんですが、クサノオウバノギクというものは初めて聞いたような気がしました。
名前の付け方がそのものズバリすぎて、何だか野暮ったく聞こえますが、やはり珍しさを感じました。
見晴らしの良い場所で、良い景色に溶け込んだ中で飲むブレンドコーヒーは格別なんでしょうね。
投稿: ぶちょうほう | 2018-11-10 09:48
ぶちょうほう様、こんばんは。
この時の山行はもう一か月近く前のことになってしまいました。
今日も里山を歩いてきましたが、今どきの季節にしては暖かくて、登りのきつい
ところでは暑いほどでした。
山でいただくコーヒーはインスタントでもレギュラーコーヒーでも、とても美味しい
ものですね。どの山に登ってもなるべく、山で美味しいコーヒーを飲める程度の
歩きをしたいものだと思っています。
クサノオウバノギクというのは石鎚山系だけのものかと感じていましたが、ほかでも
見られるようですね。葉がクサノオウに似ているから、そういう名がついたようです
が、花自体はそれほどきれいでもないし、小さな花で見栄えがするものではありません。
今日も里山でヤマハッカとかアキノキリンソウが咲いていましたよ。
山の花も終盤ですが、晩秋の山歩きは良いものですね。
投稿: keitann | 2018-11-10 21:33