恒例の忘年山行は坂出の4座歩き、その3、常山山頂でお昼を
常山山頂は以前登った郷師山の山頂に雰囲気が少し似ていました。
時刻はすでに11時24分なので、ちょっと早いですが、ここでお昼休憩にしましょうか。
その前に山頂からほんの少し南側にある場所へとエントツ山さんが案内してくださいました。
↑南に向いて祠が二つあり、龍王社を祀ってありました。
香川は水の少ない土地なので、山のてっぺんにはたいてい龍王社が祀られていることが多いです。
山頂周辺は龍王社があるせいか、植栽と思われるカエデなども植えられていて、なかなか綺麗な紅葉を見られました。
↑これは自生と思われるカマツカの紅葉。
今年はカマツカの紅葉をあちこちで堪能しました。
↑讃岐の里山は、山頂周辺はどこもやや平坦になっていて、ここ常山も例外ではありませんでした。
確かコニーデ型の山でしたか・・・
ヤブコウジの果実もミニチュアのリンゴみたいで可愛い・・
適当に座り、各自、お昼ご飯にします。
大阪万博が開催されることが決まった直後で、Eさんのが思い出話が始まり、なかなか楽しい話が聞けました。前の万博の時、私は高校生でしたが、Eさんはすでに社会人でいらしたそうで、中にはもっと小さかった方もおられるのでしょうが、年代の差もあまり関係なくお付き合いできる山仲間っていいものですね。
お昼を食べていた場所の目の前に大きなハゼノキがあって、樹高7mはあります。
ハゼノキってこんなに大きくなるとは知りませんでした。
樹肌もついでに撮影して覚えます。
まるでクスノキの樹肌みたい・・・
12時4分、お昼も食べ終わったところで、常山を下ります。
少し下ると、以前は農道だったような雰囲気の道になりますが、いきなり崩壊地に出て驚きました。
7月の大雨のせいでしょうが、あの大雨は里山にもいろいろと影響を与えています。
マンリョウの果実も実ってますね。
今年は我が家のマンリョウがどういうわけか全然実ってなくて、一年ぶりでマンリョウノ果実を見ました。
これはスズメウリの果実?
オキナワスズメウリに比べるとなんとも地味で小さいです。
なおも下っていると、良いもの発見です。
サネカズラの果実ですが、皆さんには「ビナンカズラ」のほうがインパクトがあって覚えやすいので、「ビナンカズラの果実です」と告げます。
この太いツルがビナンカズラのツルだとしたらすごいですね。
年が明けると、赤い果実がだんだん少なくなるので、今頃がいちばん綺麗な時期です。
白いビワの花も今の季節の定番の花ですね。
道沿いには石積などもあって、かつては畑に利用された板山の斜面ですが、今は藪と化していて、その中を通るかつての農道も荒れています。
やがて、常山と郷師山の間の鞍部というか谷が見えてきました。
ここを車道が通っていて、私もたまに車で走ります。
今から登る予定の郷師山が見えていますが、これも綺麗な富士山の形をしてますね。
眼下には梅林やブロッコリー畑などが広がりど、のどかな景色です。
春に来ると梅の花が綺麗でしょうね。
ちょっと怪しい橋を何とか落ち込まないように渡って、下ります。
後は樹種はわかりませんが、柑橘類の実った畑でした。
のどかな田圃道を下ります。
里山を歩く忘年山行にはつきものですね。
白い花が見えたので、覗き込んだらお茶の花でした。
だけど、すぐそばに桑らしき木が生えているので、チャノキはだめになるかも?
かつては自宅の周囲にお茶の木を植えて、自分の家で飲むお茶ぐらいは自分の家で作ったという名残でしょうか。
民家の横を通ると、紅白のサザンカがびっしりと満開で、目を楽しませてくれました。
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