5月5日の里山散策にて、シロバナハンショウヅル、ノイバラ、ハリエンジュ
シロバナハンショウヅルはこの日、運が良ければ見られるかもしれないとは思っていました。
というのも数年前にはよく見ていたからです。
でも季節的にはシロバナハンショウヅルを見るには少し遅かったので、もう花が終わってるかも知れないとです。
するとこれも以前見たのとは全く別の場所で見ました。
以前見た場所は標高が低いのですが、今回見たのは標高も高めです。なのでまだ咲き残っていたのでしょうね。普通は4月半ばに見ることが多いです。
↑シロバナハンショウヅルを初めて見たのはもう16年ほど前のことです。
自宅から近い山で見たのですが、その頃は野草の知識も乏しくて、必死に調べたものです。
好みの花だったので苗まで取り寄せて育てたものです。
今でもその株が良く咲くのですが、今年は絡みついていた木を主人が切ってしまったので、鉢植えの小さな株しかなく、自宅でシロバナハンショウヅルを見ることができませんでした。それに加えて7自生する山が登山禁止になったり、またこちらも4月は里山に行かなかったので、見られなかったのでした。
以前見た場所とは全然違う場所ですが、こんな場所にも咲くとわかって収穫でした。
因みに以前見た場所のシロバナハンショウヅルは見つけることができませんでした。
株がだめになったか、どれとも花が終わってしまい、私が気づかなかったかのどちらかです。
瀬戸内の海岸に近い山ではよく見ますが、内陸部の比較的涼しい場所でも見ることがあります。
徳島では絶滅危惧種だそうで、驚きます。
ノイバラはこれは今の時期、どこででも見ることができますね。
車で走っていると、いろいろな場所で咲いています。
たまにピンクが買ったノイバラを見ることがありますが、それも楽しいです。
私の花友達で、バラを上手に育てる方がいて、スタンダード仕立てにするときはノイバラを台木に使うそうです。
甘い香りがするハリエンジュももう咲いていて、あまり山方面を走ってなかった少しの間にも変化が大きいなと感じます。
2012年6月に東北を旅したことがあって、そのときはずいぶん大きなハリエンジュの木を行く先々で眺めたものでした。
それまでハリエンジュって南方系の木だとばかり思っていたのですが、寒い場所にもずいぶん多くて、寒い場所の木は、こちらのと違いずいぶん大きな木が多く、びっくりしたものです。
札幌の街路樹にも植えられていると、その時の旅で、先輩のOさんから聞いて、驚きました。
花や木を見ると、いつの間にか過去に旅したり登った山を思い出しますね。
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