7月に見たランの花…ウチョウラン、ショウキラン、キソチドリ、ノビネチドリ(咲き跡)
3月末頃から低山でシュンランなどが咲きはじめると、その後次々とランの花が野山に咲くようになります。
ウチョウランを見たのはこれで3度目です。
今年は雨が多かったせいか野草はどれも株数も多く、花つきも良いようです。
何より、しっとりとした場所に咲きいているので、見た目もほんとに綺麗・・・
岩場で咲く花は可憐で、どれも大好きですが、こういう小さめのランは特に良いですね・・・・
ウチョウランは今では園芸種というか品種改良されたものも多く出回っていて、様々な色や模様のがありますが、 野山で咲く素朴な花がいちばんと思います。
↑岩の間から健気に咲きあがっています。
小さなウチョウランに比べ、初めて見たショウキランはかなりの大きさと派手な色合いにびっくりしました。
花の大きさもかなり大きくて、小さな花が好みの私はあまり綺麗とは思いませんでしたが、時期としては咲きはじめのいちばん良い時期に見られました。
大きな株が2株あって、蕾もたくさんありました。
腐生植物ということです。
針葉樹林の中で咲くのはキソチドリです。
この花が咲く環境はだいたい察しがつくようになりました。
6月に低山で見たコバノトンボソウなどと同じくツレサギソウの仲間です。
この仲間は判別が難しく、10年ほど間には四苦八苦しました。
葉は下の方に2~3枚あります。
緑一色で、地味と言えば地味なランです。
この山に咲くノビネチドリは、いろいろと思い入れのある花です。
綺麗に咲いているのを最後に見たのは何年前のことかな?
2011年に同じ場所で咲いていた花です。
ここ数年、咲いているのを見なかったり、病気で訪問できなかったりだったので、咲き終わった姿でもとにかく今年この場所で咲いてくれたというだけで嬉しかったです。
どうか命をつないで、これからも咲き続けて欲しいものです。
何年振りのコメントなんだろうと🙇少し笑ってしまいました
私と同じく貴女のファンである山友のKさんから入院のことを聞いていましたので心配してましたが流石東赤石へ復活とは驚きです
権現越えはもっと花があった、赤石山荘は二回宿泊、結婚式を挙げた新婦とは今も交流あり、沢コースで見たショウキラン、直登コースのタカネバラ群落
毎週登った年もありますがもう体力なくて二度と行くことはない
というのも数年前から身体の異変を少しずつ感じており、年のせいだと健診結果を無視していました
所がこの春、急がれる形で医大入院となり、ほぼ2ヶ月4度の施術後ステロイド療法突入
命拾いました
このご時世ですし外出は家族同伴、長時間の屋外は避ける
とにかく基礎疾患の病気ですから感染症には異常なまでの神経を使います
このさいにと45年間撮りためた写真の整理を先日終え、少しずつ断捨離が進んでいます
同敷地の古民家再生が止まったままなのでそれが集大成かもしれません
近場の低山へ車で行けるところへ、植物園ではなく自然に触れていたい
そう心から願います
投稿: misa | 2020-07-27 08:56
misaさん、こんばんは。
えっと、ブログの機能で調べたら、前回コメントいただいたのは2018年の
6月27日ですから、約二年ぶり?
その間にお互い、いろいろとあったわけですね(^^;)
私自身も東赤石に登れるほど元気になろうとは予想してなかったので、ほんとに
上出来です。
権現越の荒れようを眺めるのもつらいですが、もっといろいろ咲く場所でしたよね。
赤石山荘も閉じられてしまったし・・・
ステロイドを使うとはリューマチとか膠原病関係なんでしょうか。
内臓の病気は私のように手術で悪いところを取るというのと違い、ある意味大変
ですね。(全然、見当違いでしたらごめんなさい)
私も入院中は少しここいらで休養しなさいという神様の御指示なのかなと思ったり
しました。で、たまたま生かされたのも神の思し召しなんでしょうね。
私の退院とほぼすれ違いみたいに、山仲間の一人が亡くなりましたので・・・
誰しも年を取るので、同じように同じことはできないですね。
少しずつ、山に対する姿勢や考え方が変わるのが当たり前ですね。
いろいろなことを考える今日この頃ですが、こうして好きなことをさせてもらえて
感謝・・・・それがいちばんの思いです。
投稿: keitann | 2020-07-27 21:47