琵琶湖湖北の花の百名山赤坂山へ、その5、山頂へ
ふと頭上を見てみると、赤い花が咲いていました。
↑赤坂山周辺にはこの時期更紗ドウダンが咲くらしいと、前もって記録を調べていたら記載があったのですが、これはベニドウダンですね。
それも終盤のようでした。
そのすぐ後に、鉄塔が見えてきました。
そろそろ稜線が近いようですね。
ほんの少しブナ林の道を歩いた後・・・
行く手が開けてきたようです。
コアジサイもこの辺りでは蕾が多くなってきました。
上の方を見ると、稜線はすぐそこです。
樹林帯を抜けたので、風がきつくなってきました。
登山道わきにタニウツギの咲き残りが見えています。
これはレンゲツツジではなく、ヤマツツジかな?
そして、見ごろのハナヒリノキ。
ハナヒリノキという変な名前はこの葉の粉末を花に入れるとクシャミ(ハナヒリ)が出るからという理由のようです。
緑の花はすごく綺麗というわけではないですが、印象的な花ですよね。
分布は北海道と本州の和歌山、京都、奈良以北となっていますが北アルプスではあまり見たことがありません。その季節に歩いてないからかも?
鉄塔の横を歩きますが、急いでいるので鉄塔には寄り道しませんでした。
タニウツギの比較的良く咲き残ったのも見かけました。
何とか草原の道になってきました。
11時46分、道標がやたらと立っている場所を通過。
ここからは稜線歩きかな?
この辺りが地図に載っている粟柄越というところのようです。
行く手にも大きな鉄塔が見えています。
あの横を通るようですね。
樹林もないところにイワカガミの葉っぱがたくさん見えています。
これはオオイワカガミではなくて、イワカガミかな?
またまた道標の一杯立っている場所に出てきました。
先の道標からたった2分です。
ここは分岐になっていて、美浜町方面への分岐になっているようです。
なおも歩くと右手に祠が見えましたが、先を急ぐので登山道から手を合わせるのみにしました。
先ほどから見えていた鉄塔横を通過します。
すごく大きな鉄塔でした。
道は稜線に出てからは緩やかな登りなので、速足で歩きます。
稜線沿いにもヤマボウシの花が咲いています。
どうやら、小高い丘のように見えるのが山頂みたいですね。
右手には琵琶湖も見えてきました。
山頂までもうちょっと・・・
11時59分、山頂に着きました。
誰もいなくて、貸し切りの山頂でした。
何とか琵琶湖も見えていて良かった・・・
↑山頂標識の横に、赤坂山に着いての説明がありました。
稜線伝いに見えているのは三国山のようですね。
赤坂山に登る人は三国山まで足を伸ばす人が多いようです。
そして三国山へのコースも花が多いみたいですね。
時間があれば、春にこの辺りを歩きたいものです。
宿のおかみさんが作ってくださったおにぎりをいただくことにします。
手作りのおにぎりは有難いです。
午後からは雨予報なのと、主人を待たせてもいけないので、おにぎりも一個だけ食べます。
曇ってはいますが、山麓の田んぼや家々も結構見えていました。
ガスってなくて良かった・・・
琵琶湖側から風が吹きつけるので、おにぎりは西を向いて食べましたが、目の前に見えていた山です。↑
名前を調べると雲谷山というそうで、記録を調べると健脚の方が一日でマキノ駅から赤坂山と雲谷山を越えて美浜駅まで40キロ近い道のりを歩かれていました。(^^;)早朝4時半に出発され、夕方5時に着ということは12時間半で歩いているのですね。脱帽です。
天気が良かったら、雲谷山の向こうに日本海も見えていたと思われます。
山頂にあった展望の説明。
展望が良ければ三国山の右肩辺りに吐くさんも見えるようです。
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