お彼岸ごろの散策で、ノコンギク、タンキリマメ、シカクマメ
この場所に立ち寄ったいちばんの目的はヨメナを撮影することでした。
実はお盆頃にも一度立ち寄っていたのですが、カメラは持ってなかったし、夕方6時頃で花の色がスマホカメラでは到底出なかったのです。
ヨメナはいわゆるノギクの一種で秋には咲くと思っていましたが、お盆頃から早くも咲いているとは意外でした。
↑ヨメナとノコンギクは良く似ていますが、私の見た範囲では標高の低い田んぼなどの畔に咲いているのはヨメナのようです。ノコンギクはちょっと標高の高い山間部で見るように思います。
子供の頃はノギクと呼んでいましたが、子供のころからノギクとスミレが大好きで、田んぼの真ん中で育った私は今にして思えば春にはたぶんアリアケスミレ、秋にはヨメナを見て子供心にも嬉しかったのを思い出します。好みや感性というのはあまり変わらないようで、今も山野草が好きなのは子供のころからの延長なのだなと思います。
ヨメナの葉っぱです。
意識して撮影していませんが、ヨメナの葉は無毛で光沢があるとあります。
次回はちゃんと冠毛を撮影してこなければと思います。
直ぐ近くの田んぼの畔には白花ヒガンバナが植えられていました。
ここは10年ほど前に基盤整備が行われた場所で、畔などもその時に作り直したのだと思いますが、誰かがそれを機に畔に白花ヒガンバナを植えたようです。
ここの田んぼは海から近いにもかかわらず、コシヒカリが作られていて、稲刈りはすでに終わっていました。上の方にため池があって、たぶんそのため池のゆる抜きが早く行われるのだと思います。
山際をちょっと歩くと、タンキリマメの果実が見られます。
花もまだ咲いていました。香川ではトキリマメよりタンキリマメの方をよく見かけます。
タンキリマメだということは葉を見てわかります。葉の形がひし形をしていて、トキリマメより肉厚の葉をしています。
タンキリマメの咲いているすぐ横には畑があって、何やら水色の花が咲いているのが遠目にもわかりました。朝顔の花でも咲いているのかと思い、近づいたら、マメ科の花でした。花はマメ科の花にしては大きめで花径は3~4センチはあります。
花が大きいので、最初、小型の朝顔?などと思ってしまったのでした。
花だけ見ても綺麗で、一度栽培してみたいとすぐに思いました。
その場では何というマメなのかわからなかったので、帰宅してからいろいろ検索してみたらシカクマメの花のようです。シカクマメというのは聞いたことはありましたが、タキイかサカタで取り寄せられると思いますので、来年は一度咲かせてみたいですね。
この年になっても、まだ見たことのない花が見られるというのはワクワクします。
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