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2020-12-18

横峯山~博智山~妙見山周回、その4、横峯山に登り峠へ戻る

標高156mの峠ではこの日初めての休憩を入れました。

考えたら、2時間近く歩き続けていました。

飲み物を飲み、途中のコンビニで買ってきた茹で卵を一個ずつ食べました。今から登りなので、お腹に何か入れておかないと登れません。道の様子もよくわかりませんし・・・

峠付近には黒く焦げた木がありました。

前回登った鷲ヶ頭山と同じです。

この付近に花友達が住んでらっしゃるのですが、彼女に話したら横峯山は10年ほど前に山火事があったところだと言います。やっぱりね。

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休憩した辺りはちょっとした平坦地です。

Pさんが、横峯山に登ったら、帰りはそのまま来た道を引き返して妙見山に行くのではなくて、この峠から一旦下に降りましょうと言います。そして、いったん下りてから博智山に登れるのでは?というので、地図を見ると、車道歩きはわずかで博智山登山口に行けそうですね。

それなら綺麗に周回できることだし・・・

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11時44分、紅葉を見ながらいざ出発です。

目指すは初めての山頂である横峯山です。

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とはいうものの、歩きはじめからプチやぶです。

でも、ハサミを必要とはしない程度の藪だし、薄い踏み跡はあります。

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ここに来たら、赤テープではなく青テープなのね・・・・

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一瞬、観音寺のつくも山が見えます。

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11時50分、横峯山の登りが始まりました。

最初はハギの木らしきのがたくさん生えた場所を通過します。

振り返るとPさんの帽子がちらっと見えます。

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海が見えていたので、そちらの方に寄ってみます。

ズームすると今治造船のドックが見えていますが、あれはうちの近所の丸亀の今造?それとも多度津にもこんなのがあるのかな?

あまりにも良く見えるので、一瞬、よくわからなくなりました。

見えている島が下真島みたいなので、やっぱり丸亀の今造??

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同じくズームするとその向こうには瀬戸大橋まで見えています。

再び登ろうとしますが、上には岩場が見えていますが、テープが見当たりません。

私はとりあえず、岩を左に巻いていきますが、どうもこれはこの先進めないようです。

Pさんに「そっちの岩は行ける?」と声をかけると、大丈夫っぽいようです。

そのまま岩の下から岩場によじ登っていたら、岩がぼろりと崩れました。風化していて頼りない岩場です。危ない危ない・・・・注意しながら岩場の上までよじ登ると、そこがルートのようです。こんなことなら最初から岩場を登ってくれば良かったな~。

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岩場を過ぎると、右が切れ落ちたところをそのまま直登しているようです。

これはきつい登りですが、標高差はそれほどないので、覚悟して登ります。

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途中、笹薮も出てきますが、案の定、人一人が歩けるスペースがあります。

↑頑張って登ってくるPさん

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またまた海が見えてきましたが、これは鴨ノ越方面が見えてるのかな??

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ほぼ山頂辺りまでやってきました。

山頂直下には別の踏み跡も見えていました。

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↑こちらは塩生山と須田港方面。

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この付近がいちばん高くて、地図を見ても私たちは山頂にいることになってるのですが、山頂標識がどこにも見当たりませんでした。

もう少し先にってみますが、その先はかなりひどい笹薮だし下っているので、山頂がそちらにあるとは思えません。

結局、横峯山山頂は踏んだはずなので、引き返します。

山頂付近には12時25分ごろの到着ですね。

展望が良ければここでお昼にしてもよいのですが、まだ下ってしまうまで気が抜けないので、お昼は博智山までお預けとします。

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登った道を下ってくるPさん。

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下りでは特徴のある稲積山の稜線が一瞬見えました。

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この岩場で登りは道を見失いそうになりましたが・・・・

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振り返ると、綺麗に紅葉した横峯山の山腹ですが、結局、紅葉の中は全然歩いていません。

山頂直下で見かけた踏み跡は、あの紅葉の中を登ってるんでしょうか。

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12時43分、再び、峠のお地蔵様のところまで下ってきました。

休憩は取らずに、そのまま峠を下ります。

その前に地図を見ると、峠からまっすぐ下ると右の谷にも左の谷にも砂防ダムfがあるので、谷に挟まれた尾根を下るのが良いだろうということになりました。

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↑156mの峠から下った尾根を赤色で示してみました。

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尾根に乗るためにトラバース気味に歩きますが、上のように踏み跡らしきものもあります。

しかし、このルートは山登りで歩く人はいないのか赤テープも何もないので、尾根を外さないように注意して下ります。しばらく下ると、道らしきものに出るはずです。

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13時4分、案の定、作業道だか林道だかわかならないけど、道らしきものに出ました。

後はこの道を左に進みます。

少し歩くと池があるはずですが・・・・

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↑道から20mほど入ったところに砂防ダムが見えています。

これが地図上の砂防ダムですね。

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道沿いにはごみなどが廃棄されていて、人の通らない山道で車が入るとなると心得の悪い人がゴミを捨てに来るようです。

周囲は竹藪です。

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正面に海が見えてきて、志々島が見えたので、思いっきりズームしてみます。

去年の今頃、孫たちと訪れた志々島の横尾の辻にあるちょっと大きな木がはっきりと見えますね。

あの日も素晴らしい展望でした。

退院して間がなかった私は標高100mほどしかない志々島の丘に登るのもやっとこさでしたが、何とかここまで回復しました。

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下っていくと、驚いたことにそこは大規模な工事中でした。

コメント

keitann様 こんにちは
これはこれは・・・・・・・ちょっとした冒険となりましたね。
剪定鋏をもっての山歩き・・・・そんな気持ちになるのも頷けます。
運転免許証を返納する前までは小生もこういう山行を好んでやっていましたが、車という都合の良い移動手段を手放した今は、山行時の時間の余裕がなくて、そういうことができなくなり、型にはまった山歩きとなってしまいました。

この記事では、道が不明瞭なところをたくさん歩かれたようで、とても刺激的な山歩きだったのではないでしょうか。
冬の低山歩きはこういう冒険ができるのが楽しみですね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

最近はちょっとしたやぶ漕ぎを良くしています。
普通のルート歩きだけではつまらないのでバリエーションルートを少し取り込んだり
今はスマホにGPSがついているので、道迷いもしないし、道のない場所でも冬場は歩け
ますね。

そうですね、ぶちょうほう様も以前はそういった山行をよくされていましたね。
ルートを自分で組み立てるのは面白いものです。

荘内半島は一部は明瞭な道がありますが、部分的にはやぶ漕ぎのところがあります。
数年前に通して歩かれた山仲間の方がいらっしゃるので、その方に話を伺ったりして
冒険的な要素を入れると、達成感もあります。

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