4月初めの皿ヶ嶺方面で散策、その5、シロバナエンレイソウほか
久々に早い時期に皿ヶ嶺を訪れたおかげで、シロバナエンレイソウも本来の姿を見ることができました。
普通のエンレイソウは今年も岡山の成羽天神山ですでに見ていましたが、皿ヶ嶺にはシロバナエンレイソウがたくさん咲くのです。
大きな葉の上にちょこんと白い花を載せた姿は清楚で愛らしいです。
まだ咲き始めの姿を見たのは久しぶりでした。
いつもは4月も末になって訪れるので、花がすでに紫色に染まっていて、もしかしたらムラサキエンレイソウではなかろうか?と密かに思っていたほどでした。
↑2017年5月4日撮影のシロバナエンレイソウ
白い花が咲き進むとこんな色に変わるのですね。
ハシリドコロはすでに咲いていて、株数がものすごく増えていました。
皿ヶ嶺に最初に来たのは2002年とかその頃ですが、その頃もハシリドコロはあるにはあったのですが、これほど多くはなかったです。
今年のハシリドコロとシコクブシの多さは尋常ではなく、この山にもシカが入っていることを感じました。
寒さでなかなか開いてくれなかったコミヤマカタバミ。
別の場所では標高が低いので、咲いていてくれました。
皿ヶ嶺にはたくさん咲くルイヨウボタンもこんなに固い蕾です。
芽吹きもまだ始まっておらず、山はまだ冬景色でした。
岩の割れ目に咲くヤマルリソウを見ていると・・・・
そのうえで芽を出したばかりのヒトリシズカ。
皿ヶ嶺でヒトリシズカを見るのは初めてかも?
コガネネコノメソウとユリワサビのツーショット。
ユリワサビもずいぶん多い場所もあって、驚きました。
樹木の花ではフサザクラの花
キブシもまだ綺麗です。
アブラチャンも皿ヶ嶺では初めて見たかもしれません。
ちょっとうるさいほどに花を咲かせているクロモジ。
嬉しいことにタムシバの花も咲き残っていてくれました。
久万の方に下った田園地帯ではヒメオドリコソウとオオイヌノフグリのツーショットが愛らしかったです。
ヒメオドリコソウなどを見ていると、山麓の山野草のお庭のオーナーの方に庭を見て行って下さいと声を掛けられました。
↑放っておいてもシコクカッコソウやヤマシャクヤクなどが勝手に咲くそうです。
なんて羨ましい・・・
長閑な風景の中で眺めたカキドオシの花。
見事なハナモモ。
私とPさんは寄り道が大好きなので、古民家カフェでは美味しいコーヒーももちろんいただきました。
最後に、通行止めになっていた道にうっかり入っていったおかげで?
レアな井内御来光の滝まで見られました。
春のドライブ散策はとても楽しく、いろいろなお花を見られたドライブでもありました。
こんにちは。シロバナエンレイソウを見たいと思っていますが、未だ叶いません。高尾山にあるようなので、来年は見つけたいと思います。ハシリドコロはもう果実になっていました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2021-04-23 11:50
多摩NTの住人様、こんばんは。
シロバナエンレイソウ・・・・私も本州の山では見たことがありません。
北アルプスではどうだったかしらん?
今、調べましたが、アルプスや早池峰などでも普通のエンレイソウを見て
いたようです。
高尾山には咲くんですね。
今年はもう終わったので、来年に期待ですね。
投稿: keitann | 2021-04-23 22:45