二度目も花いっぱいの雲早~高丸縦走、その2、まさにシャクナゲ尾根
合流してからは、Aさんの車の後をついて走ります。
私が散策しているときに、雲早トンネルからそう離れてない路肩の広くなったところに駐車した車があったのですが、女性ばかりのパーティーが歩かれて行ったようで、途中で追い越しました。
未舗装と言っても剣山スーパー林道のこの辺りはまだ走りやすくて普通車でも大丈夫ですが、さすがにスピードは出せません。
シャクナゲ尾根のとりつきには8時35分ぐらいに着いたようです。

途中の広い空き地にも1~2台の車が駐車してましたが、尾根のすぐ下には一台も駐車していませんでした。
この日は散策中に何台か香川ナンバーの車を見かけたので、雲早に登る人がかなり多いのかと思っていたのですが・・・

↑2009年にシャクナゲ尾根を下った時の記録から画像をコピーしました。
カーブミラーがあるところがシャクナゲのとりつき場所です。
道標は何もなくて、トップ画像にあるように赤テープがあるだけです。
下見してきてくださったAさんの話では爆発とまでは言えないかもしれないけど、決して裏年なんかではなく、たくさん咲いてますとのこと。
シャクナゲはどこどこ?
焦る私にAさんが「すぐ上に咲いてますから」と・・・・
8時45分、登り始めです。

↑ほんとです。
登山口から10m上で早くも第一シャクナゲが咲いてました。

そのすぐ上でも淡いピンクの花がいっぱい・・・・
今年もシャクナゲを見ることができて幸せです。

両側にシャクナゲが咲いて、シャクナゲロード?
雨こそ降りませんが、薄いガスが漂っていて、しっとりとした雰囲気です。
でも、7年前みたいに青空だったら、どんなに素晴らしいでしょうね。

少し登ったところに、白い花がありました。
そうそう、この尾根には白い花が咲くのでした。

もう少し登ると、これは完全に白花ですね。
これほど真っ白な花はここでしか見たことがありません。

ズームして・・・

何とも華がある花ですね。
色も派手だし、大輪の花ですから、見栄えがします。

シャクナゲのトンネル状態でした。

ただ、登るにつれてだんだんガスが濃くなってきます。

途中からミツバツツジも咲いていて、ツーショットが撮れました。

ガスが濃くなってきて、しまいには小雨も降りだしたようです。
雨はかまわないのですが、レンズが曇る曇る・・・
拭いても拭いてもレンズが曇ってしまい、シャクナゲが霞んでしまいます。
北アルプスで雨に降られると、こういうことがよくありましたっけ。
今のカメラは防塵防滴で雨でも平均なのですが、カメラが曇るのはちょっと困りますね。

しかし、小雨もいつの間にか上がったようで、結局、雨具も何も出すことなく終わりました。
雨雲が行ってしまったのか、その後はレンズが曇ることもなくて、やれやれでした。
↑シャクナゲ尾根のもう最終の辺りを登ってくる山じいさん

そろそろ一つ西側の尾根も見えて来たり、シャクナゲ尾根の上部も見えてきて、長かったシャクナゲ尾根も終わりに近づいたようです。

これはミズナラの花序?
こんな標高でナラといったらミズナラでしょうね。
帰宅して調べたら、ミズナラの花序で合ってるようです。
ミズナラの花序はそれと知って見たのは初めてです。

ミズナラの花序とシャクナゲの花。
青空だったら、どんなに綺麗だったでしょう。

周囲のシャクナゲもだんだん樹高が低くなってきて、そろそろブナ林に出るようです。

それにしても、今回もシャクナゲの多さに驚きました。
尾根を中心に幅50mぐらいにシャクナゲが生えてます。

リョウブなどの木々も見えてきて・・・・

オオカメノキの花が咲いている辺りまで来ると、長いシャクナゲ尾根も終わりです。

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