いろいろあった三方山、その4、花を見た後、やっと山頂へ
自然林の中の歩きになってからは、まぁ気持ちが良いこと。
朝の車道の通行止めで苦労したことも忘れてしまうほど、新緑に酔いしれました。
↓大ブナ撮影中のRさん
↑何を狙っているのかというと、それはもちろん・・・
↑この大ブナにも着生していたヤシャビシャクでした。
この日は結局、3株のブナにヤシャビシャクを見ることができました。
折角登ったのに、いったん、下ります。
そういえば、休憩中にAさんが三方山に着くまでに3山ぐらい越しますと・・・
そのぐらいアップダウンが多いようです。
下ったと思ったら、今度はシャクナゲの尾根道でした。
けれども、シャクナゲは全然咲いてなくて「裏年?」なんて話していたら、まだ咲いてないだけのようで、花芽が結構ありました。考えたら5月初めですから、シャクナゲにはまだ早いようでした。
見上げるとコハウチワカエデの葉が少し赤く染まってました。
ナナカマドも出てきましたが、まだ花芽は見られません。
岡山の三平山でずいぶん早く見てしまいましたが、四国の山では高山にしか自生しないので、ナナカマドは初夏にならないと咲きません。
登ったシャクナゲ尾根をまたまた下ります。
下ったところは気持ちよさそうな鞍部で、何かカエデの仲間のような芽がたくさん出ていました。
そして、また尾根を登ります。
先に登っているAさんが何か撮影されているので、見てみるとメギでした。
小さくて地味だけど可愛いメギの花です。
赤っぽいリョウブの芽吹きの色も綺麗ですね。
またしても登りです。
今度こそ最後の登りであの上は山頂?なんて思っていたら・・・・
岡山から来られたというパーティーの方たちとすれ違いました。
もう山頂から下られているそうです。
四国の私たちですら、苦労してやってきたのに、よくぞここまで来ることができました・・・
何でも、私たちが通ってきた道ではなく、祖谷川の対岸の道(つまり祖谷街道?)に出てから迂回路を走って来たと言われてましたが・・・・
↑上まで登ったら、ようやく三方山が見えました。
今度こそ、もうすぐみたいですね。
ミツバツツジの咲く尾根道を下って、最後の登りにかかります。
ところが山頂直下まで来たら、その辺りがお花畑だというではありませんか。
山頂を後回しにして、皆で花を見て回りました。
↑小さなタニギキョウの花
ヤマシャクのツーショット
花は咲いていますが、その辺りはシカの気配が濃厚でした。
↑色が黄色っぽいやけに小さなヤマシャク
フデリンドウも見つけてもらいました。
これは?
花は咲いてないけど、オオキヌタソウかな?
結局、10分ぐらいうろうろした後、ようやく登山道に復帰しました。
すると登山道にはヒナワチガイソウがたくさん咲いてるではないですか。
強風で撮影が難しいけど、何とか撮影してから、やっとこさで登り始めました。
↑今度こそ山頂への最後の登りです。
ほぼ山頂に着いた途端、梶ヶ森が見えました。
山頂着は12時48分でした。
そりゃ、お腹も空くはずですね。
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