二度目も花いっぱいの雲早~高丸縦走、その8、下山路は巨樹の森
高丸の山頂に着いたら、山じいさんの姿はもうありませんでした。
Aさんの話では、下山の支度をするからと、一足先に下って行ったそうです。
この山行の打ち合わせの電話で「遅かったら、放っておいて先に行っとくから」と言ってましたが、まさにその通りになりました(^^;) 早く下山したら「コーヒーでも入れといて」と応酬してあったのですが、さて?
ここまで私としては異例の2度の休憩しか入れてないのですが、この3度目の休憩も水分補給などだけだったので5分ほどの短い休憩です。
↑高丸山の山頂標識を撮影したら、いざ下山にかかります。
記念にAさんが高丸山頂で写してくれました。
後は下るだけなので気楽です。と思っていたら・・・・
山頂直下でもアケボノが咲き残っていました。
yamapなどでこのコースのアケボノの見事な画像を見ていたのですが、アケボノは高丸付近で咲くようですね。
よく整備された快適な道を下ります。
下りでも1株だけシロヤシオの株を見ました。
分岐ではAさんが私も待ってくれていたので助かりました。
15時39分、三つ尾の峠を通過
そして三つ尾の峠が西三子山との分岐になっているんですね。
なんだか感じの良い巨樹の森を下ります。
7年前に、こんなところを下ったかな???
覚えがないので、後で調べると、7年前は別ルートを下っていたようです。
素晴らしく雰囲気の良い巨樹の森。
ネットで保護されているようです。
砥石権現からスーパー林道への下りとちょっと雰囲気が似ています。
ここで右に行くべきところを・・・・
カツラの大木が左にあって、ふらふらとそちらに行ってしまいました(^^;)
見上げるばかりのカツラの大木
樹高20m以上はあります。
するとAさんが引き返してきて、「そっちじゃないですよ」と・・・・
どうやら右へと下るところを、カツラに見とれて左に行ってしまったようです。
下りだからと完全に気が緩んでますね。(^^;)
後はしっとりとした自然林をトラバースしたら、林道に下ってきました。
16時1分、高丸山登山口まで下ってきました。
山じいさんが車を下山口まで回してくれたようです。
トイレがすぐ前にあって、助かりました。
綺麗な車内を泥だらけのストックで汚すのが気が引けるな~と思っていたら、後ろに水場があって私物のタワシを貸してくれて「これで洗うといいから」と・・・
さすがに山のベテランだけあります。
後は車に乗り込んで例のくねくね道を雲早のシャクナゲ尾根登山口へと向かいました。
石鎚山系とは一味も二味も違うディープな道に山じいさんもあきれるやら感心するやらでしたが・・・
15時丁度にシャクナゲ尾根登山口へと帰ってきました。
因みに7年前の高丸登山口への下山は17時37分、雲早トンネルにはおそらく18時半ごろの帰着だったろうと思います。
シャクナゲ尾根の登り始めが7年前には9時15分でしたから、縦走所要時間は8時間20分でした。今回は7時間20分弱かかっています。あれから7歳年を取って、所用タイムが1時間縮まったのだから、私にしては上出来だったということでしょうね。
60歳を超えると年々衰ええるのですから・・・
まだまだ明るいうちに山道を下れるので、気分的にも楽です。
山じいさんの車の中からちらっと見えた白い花を確認しようと、車を停めるとそれはイチリンソウでした。
近くにはシコクチャルメルソウも咲いていました。
縦走路で出会わなかった花もgetです。
雲早トンネル=土須峠と思い込んでいたのですが、雲早トンネルとシャクナゲ尾根の中間点ぐらいにこんな道標がありました。
帰りに撮影したコガクウツギの花
これも帰りに見かけたオンツツジ
岳人の森辺りまで下ってくると、青空が見えましたが、やはり標高の高いところはガスがかかっていました。
この日の予報は晴れだったのですが、高い山はこういうことはしばばあります。
2016年にPさんと雲早からシロヤシオの見えるところまでピストンしたことがありますが、その時も山では雨に降られ寒かったのが、下に降りてくると30℃もあってかんかん照りだったということがありましたっけ。
ゆっくりと193号を下ってくる途中ではヤマボウシの花がもう咲き始めていて、我が家の庭と変わりない気候でした。
この後は石井に出て高速に乗って帰ろうかなと思ったりもしましたが、平日で高速料金も高いので、のんびりと吉野川沿いを走って帰宅しました。
遅くなるのがわかったいたので、主人の夕食も前日に作っていたりで、暗くなっても焦りもせずに帰宅できました。
お風呂に入った後のビールが美味しかったことは言うまでもありません。
次の縦走はおそらくないと思いますが、綺麗だった縦走路の記憶を脳裏にとどめたいです。
そして、車をデポしてくださった山じいさんとAさんに感謝です。
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