今年も蒜山のササユリに会いに、その7、下山もササユリいっぱい
上蒜山の下りもまずまず長いのですが、ササユリが咲いていれば、それも気になりません。
↑下りでは二合目に下るまでの間、あちこちでササユリが咲いていました。
13時34分、八合目を通過します。
途中、先に下られた男女二人連れの方たちに追いついたり、また追い越されたりでした。
小雨が降ってくる場面もありましたが、面倒なので雨具を出さずにいたら、止んでしまってラッキー。
今年の私は意外に雨に遭いません。
↑これもなんとも美形のササユリでした、
色と言い咲き方と言い、咲き具合と言い・・・文句のつけようがなかったです。
登山道で咲いている風景
三角点がある辺りで、先に歩いているRさんですが・・・・
いくらササをかき分けても三角点が見つからず、残念でした。
数年前の秋に来た時はすぐに見つかったのですが、去年は少し探し何とか見つかり、今年はその辺をササをかき分けたのですが、わかりませんでした。
この季節になるとササが濃くなって、見つけにくいようです。
去年も見ていたアラゲナツハゼはすごく珍しい樹木ですが、今年は花は終盤でした。
今年もこれ1株しか見つけられませんでした。
まるで鉄砲ユリみたいな白花のササユリです。
色は濃淡さまざまですね。
イワガラミかな?
これも去年は見た覚えがないです。
昭文社の地図には「マムシ」と記された場所が上蒜山からの下りの途中にありますが、いつも見ないようにしています。
今年も何とかマムシは見ずに済んでやれやれ・・・・
14時15分、六号目を通過です。
ここでようやく、標高は1000mを切りました。
白っぽい花のオオバギボウシが咲いています。
五合目のイブキシモツケは去年も咲いてましたっけ。
去年はここで休憩しましたが、今年は休憩せずにどんどん下ります。
あらまぁピンクのウツボグサです。
珍しいですね。
その後すぐに、普通の紫色のウツボグサが群生していました。
ウツボグサも去年も見ています。
あれ?
こんなところでイチヤクソウが綺麗に咲いてますが・・・・
去年はもっと下で見たような記憶がありますが・・・・
やがて、下の眺めも少し見えるようになってきて、まるで眺めを見下ろすかのように咲いているササユリ…雰囲気がありますね。
14時31分、三合目まで下ってきました。
ここまで下ってくると、下がはっきりと見てとれます。
そして、ここで咲くイチヤクソウを去年見たのでしたが、今年はもう終盤です。
ブナの果実をここで初めて見つけました。
下に林道が見えてきたら、2合目のはずです。
案の定、2合目でした。
林道を横切って、下りると、二合目から下は階段になっています。
が、この階段、付け替えられたのか、今年はちょっとあるきやすくなっていました。
そして階段の横の林床にはシライトソウが結構咲いてました。
シライトソウも去年は気づかなかったと思います。
時期としては1週間も違わないのに、今年は別の花が見られるというのが楽しいです。
階段の下りがようやく終わって、平坦な道になりました。
ここまで来ると、もうすぐ下山ですね。
林から牧場へと出てきました。
15時3分、一応、下山でしょうか。
ジャージー牛が、のんびりと草を食んでました。
牧場の傍ではヨウシュヤマゴボウや
ワルナスビなどの外来種が咲いています。
山の植生とはかなり違いますね。
来た道を振り返りますが、山は見えませんでした。
車道わきにはニワトコの赤い果実。
牧舎まで下ってきたら、看板を見てタクシー会社に電話しました。
車道に敷物を敷いて座り込み、パイナップルか何かを食べていたら、あっという間にタクシーが来てくれました。10分もかかってません。慌てて、ザックにいろいろと放り込み、タクシーに乗り込みます。
車を置いてある中蒜山の塩釜ロッジまで10分ぐらいだったでしょうか。
運転手さんは愛想が良くて「キャンプ客ではもうかりませんが登山客はもうかります」と・・・
確かに・・・
駐車場は私たちが出発した時は3台ぐらいしか駐車してなかったのに、返ってきたら10台以上ありました。遅めの出発の方が多かったということ?
最終的には去年より50分ほど早く帰ってきたので、露店もまだ開いていて、お買い上げの品物をいただいて帰りました。
↑お買い得の花苗を下げてご満悦のRさん
この後、道の駅もまだ開いていたので、蒜山大根を追加で3本買って、コーヒーも飲んで帰りました。
久しぶりで道の駅が空いている時間に立ち寄れたので、ちょっとだけお買い物ツアーの気分も味わえました。さすが女子二人でのツアーはその辺はばっちりですね。
来年あたりは今度こそ、春の花のシーズンに蒜山三座を縦走してみたいですね。
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