今年も蒜山のササユリに会いに、その5、イブキトラノオがいっぱい
中蒜山から上蒜山へと縦走していると、途中の鞍部までかなり下っていて、天気が良いとあそこまで下るのかとちょっと身構えるのですが、ガスがかかっていると展望もない代わりに、どれだけ下るのかもさっぱりわからないだけに、かえって気楽なようなところもあります。
それに加えて今回は鞍部辺りのイブキトラノオが見事で、感嘆しました。
ササユリとイブキトラノオはちょうど花の時期が同じころのようで、今年はどちらも見頃でたくさん咲いてました。
ササユリとイブキトラノオが同じ場所で咲き乱れている様子です。
どちらもピンクの花で、女性の私たちにはとてもロマンチックな風景に見えます。
今度はイブキトラノオを手前に入れて、後ろにササユリを配して撮ります。
この辺が縦走路のハイライトといったところでしょうか。
そして、歩いているときには気づかなかったけど、この辺りが最低鞍部になっていたようです。
ササユリ激写中のRさん・・・
この山行ではここで初めてウツギの花を見ました。
標高の低い場所のはすでに終わっていたようです。
↑まさにトラノオロードと言っても良いような道・・・
白い蕾をつけた木がありましたが、これはどうもよくわかりませんでした。
縦走路にはヤマアジサイは少ないですが、それでも灌木帯の繁みには綺麗なブルーのヤマアジサイが咲いています。
これはどうやらシオデの果実のようです。
蒜山ではちょくちょくシオデを見かけます。
嬉しいことにサルナシも咲いていました。
私は前の週に寒風山で見ていましたが、Rさんはこれが初めてなので、ここで咲いていてくれて良かったです。
去年は見てないですから、たった1週間しかずれてなくても、咲いている花は結構違うものですね。
あれ、道が登りに差し掛かりました。
鎖が出てきて初めて、最低鞍部を通過していたことに気づいたのです。
鎖場をやり過ごして、少し登れば、上蒜山山頂ですね。
でも、この上蒜山への最後の登りが意外ときついので気を引き締めて登りましょう。
後ろではRさんももくもくと登ってきます。
2週間山登りをおやすみしていたのですが、大丈夫かな?
足元には、可憐なツルアリドオシの白い小花も咲いていました。
イブキトラノオ、見事に咲いていますね。
ササユリと一緒に見られる光景、いいですね。
そこに立ちたいですね。
投稿: kei | 2021-07-09 17:17
keiさん、こんばんは。
イブキトラノオ、東北のお山には咲いていたかな?どうだったかな?
なんて、今、思い出しています。
ちょっとよく似た感じのナンブトウチソウが咲いていたのかな?
岡山と鳥取の県境の山は、冬に雪が積もるので、植生も豊かです。
標高1000mちょっとですが、意外と楽しめるお山ですよ。
投稿: keitann | 2021-07-09 22:29
こんにちは・イブキトラノオの群生を抜け、ササユリを眺めながら楽しい登山道ですね。晴れていればもっと良いですが仕方ないですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2021-07-10 17:42
多摩NTの住人様、こんばんは。
縦走の楽しみは何といっても、途中でいろいろなお花が咲いていることですね。
これで天気が良くて展望があれば、云うことなしなんですが、やはり雨も必要
ですから、仕方ないですね。
ササユリのピンクやイブキトラノオのピンクには、青空がいちばん似合うんです
けどね・・・・
投稿: keitann | 2021-07-10 23:30
keitann様 こんにちは
ササユリとイブキトラノオの混在した山道ですが、展望のない曇り空でいかにも涼しそうに見えます。
うらやましいような眺めが続きますね。
記事中でヤマアジサイの上の「白い蕾をつけた木」はミヤマイボタかな?と感じましたが如何でしょうか。
ところで最近メアドを変更されましたか? 少々伺いたいことがあり、メール差し上げましたが、戻ってきてしまいます。
宜しければメール頂ければ・・・・と思います。
投稿: ぶちょうほう | 2021-07-11 22:41
ぶちょうほう様、こんばんは。
これで展望があったら、暑いのは暑かったでしょうが、去年の晴れの日も
暑くてたまらなかった印象はありませんでした。
展望がないのは残念ですが、雨に降られずにこれだけの花が見られたのですから
良しとせねばなりませんね。
ミヤマイボタ・・・そうそう、イボタノキに似ていると思ったのですが、里山で
見かける木がこんな高い場所で咲くわけがないと思い込んでいました。
蕾だったので、なおさらピンときませんでした。
今、検索したら間違いなさそうです。ありがとうございました。
メールの件、承知いたしました。
投稿: keitann | 2021-07-12 21:32