3年ぶりの遠くの山は、その5、ウラジロヨウラク
休憩中はまずはアクエリアスの凍らせたものが溶けた甘い液体を飲み干します。天気が良いと熱中症の恐れがあるし、那須岳は木陰がほとんどない道ばかりなのです。
先輩宅にお土産として持参したシャインマスカットを行動食として持参していたのを出していただきました。私としては究極の行動食と思っているのがシャインマスカットです。
お腹も空いたので、佐野PAで買い込んだあんパンも半分ほど食べました。
↑下る途中で三角点があることを知りました。
↑四等三角点「那須岳」のようです。
次に登る予定の朝日岳の荒々しい崩壊部分を眺めながら下っていきます。
下り切ると、方角を変えて進みます。
今までの岩ゴロゴロの歩きにくい道から平坦な歩きやすい道へと変わりました。
眼下に赤屋根の小さな小屋が見えてきました。
峰の茶屋跡の小屋らしいです。
「硫黄鉱山跡」と書かれた道標が立っていて、周辺は硫黄の匂いがします。
峰の茶屋跡の小屋には10時36分に着きました。
↑避難小屋になっているようです。
ここから三斗小屋温泉方面への道が下っていて、ここを辿れば三斗小屋温泉には最短のコースのようでした。
この日はyamapのログがうまく取れなかったので、手書きで歩いたコースを赤線で描きました。
小屋から振り返る茶臼岳、。
活火山なんですね。
道沿いに黄色い花があって目に留まりました。
まだ蕾ですが、この葉っぱと花は見覚えがあります。
ですが、ここ何年か本州の山に行ってないので、名前がすぐに思い出せませんでした、
スマホのカメラの検索機能を使って名前を調べようとされるMさん。
私の方はしばらくしたら「ハクサンオミナエシ」という言葉が浮かんできたので、googleに打ち込んで調べたらビンゴ。
数年経っていてもハクサンオミナエシと別名のコキンレイカという名前を憶えていたようです。
剣が峰は山頂を通らずトラバースしますが、その辺りで見かけた花がありました。
↑これはヨウラクツツジの一種ですね。
その後もかなり見ましたが、四国では咲かない花なので、正確な名前が出てきませんでしたが、後で調べるとウラジロヨウラクのようです。
このブログのブログ内検索をしてみると、ハクサンオミナエシもウラジロヨウラクも蒲田川左俣林道沿いで見ていました。
ヨツバヒヨドリは四国でもおなじみの野草ですね。
そしてこれは去年は赤坂山で、そして今年は大山一ノ沢で見ることができたハナヒリノキです。
こちらは花が終わって果実になっているアカモノ。
周囲の尖った葉っぱはガンコウランというのだそうです。
剣が峰のトラバース道。
可憐なオトギリソウが咲いていました。
オトギリソウは夏の山の花で好きな花なのですが、固有種が多く、名前はこの時はわかりませんでしたが、那須で咲くのはイワオトギリということです。
花がいろいろ出始めると、歩くのが、俄然、楽しくなりますね。
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