秋の定番、梶ヶ森に登る、その8、アケボノソウもアサマリンドウも群落に
山荘は営業しているのかな?などと皆で言いながら下ってきたのですが、営業中になっていました。
秋の連休に営業せずにいつ営業するの?って感じでしょうか。
いつも梶ヶ森に来ると名水コーヒーをいただいているので、ちょっと飲みに立ち寄りたい気もしましたが、下りでもまだまだ花散策が続くので、ここはぐっと我慢して素通りしました(^^;)
↑リニューアルしたのか、以前とは少し雰囲気が違うような山荘梶ヶ森です。
山荘周辺にも赤花のゲンノショウコがいっぱい咲いているのですが、少し歩いただけで今度は白花のゲンノショウコが咲いてました。
ガードレールとススキの向こうに先ほど教えてもらったばかりの大ボシ山方面が見えています。
こちらは京柱峠の向こうに祖谷山系・・・矢筈山だのが見えていて、6月に登った津志嶽も見えているようです。歩いた山が見えるのって、ほんとに嬉しいものです。
正面には国見山と、その隣にガスのかかった中津山。
手前には初夏に道を間違ってしまった三方山も見えているでしょうか。
作業道の中で何やら眺めているPさんとRさん。
眺めていたのは・・・・・
アケボノソウです。
こんなに日が当たってはっきりと模様の見えるアケボノソウは初めて見ました。
たいていは薄暗いところで咲いているイメージがあるのですが・・・・
極めつけは国見山をバックに咲いているアケボノソウでした。
今年は夏に長雨が降ったので、水分を欲しがるアケボノソウにとっては願ってもない環境だったようです。
一段下になった場所をのぞきこむと、 真っ白に咲いていてびっくりしました。
こんなにたくさん咲いているのは初めて見ました。
車道に戻ったら、今度はコマユミが紅葉していました。
秋の始まりですね。
綺麗な薄紫のノコンギクも咲いていて、私の大好きな色です。
こんな色のノコンギクを庭に植えたいものです。
やがて、いつもの場所にアサマリンドウの群落が見えてきました。
数年前はここによじ登って撮影したこともありましたが、その時よりもいっそう足場が悪くなっていたので、さすがによじ登るのはやめにして、望遠で撮影します。
沢山咲いていたのですが、不思議と花の開いているのがありません。
眺めた時間帯が日陰になっていたせいなのでしょうか。
後でモニターを見て気づきましたが、アサマリンドウと一緒にザトウムシが写っていました。
開いた花がないと残念がっていたら、Aさんが開いているのを見つけてくださいました。
ここも一応、日陰だったのですが、どういう条件で咲くのかイマイチよくわかりません。
オオマルバノテンニンソウも車道沿いに咲きます。
オオマルバという名前の通り、大きくて丸い葉をしていました。
トサノミカエリソウという別名もありますが。振り返って眺めるほど綺麗な花とはあまり思えないのですが…(^^;)
アキチョウジも草刈りを免れたのか、ここのは大きくて立派な株でした。
アキチョウジ、見たい花なのですがもう何年もお目にかかっていません。個体数が少なくなってしまったのでしょうか?テンニンソウも見られたのですね。いろいろな花が見られて羨ましいです。ありがとうございました。
投稿: おみや | 2021-10-07 02:53
おみやさん、こんばんは。
アキチョウジは西日本ではアキチョウジですが、東日本では花柄の短い
セキヤノアキチョウジが見られると思います。
こちらの山だと、どこにでも咲いているアキチョウジですがそちらの高尾山や
入笠山にも咲いていなかったでしょうか?
テンニンソウは徳島の剣山系には淡い黄色のテンニンソウの花が咲きますが
ここ梶ヶ森では、石鎚山系と同じく、ピンクのオオマルバノテンニンソウが
咲くようです。
投稿: keitann | 2021-10-07 22:22