まるで夏山?10月半ばの西赤石、その3、アサマリンドウ咲き残ってた
分岐を過ぎたところから石畳の道が始まるのですが、モミジの木があって、控えめに紅葉していました。
↑紅葉というにはまだ早いのですが、こういう色合いを日に透かして撮影するのも結構好きなんですよね。
モミジの種類の見分け方の勉強がなかなか進まず、秋になると、毎年四苦八苦していますが、これはイロハモミジかな?
イロハモミジとオオモミジの葉は良く似ているそうですが、オオモミジはオオがつくだけあって葉が大きいそうです。
これはそんなに大きくなかったと思いますので、イロハモミジと思っています。
日浦からの道はとても整備されていて歩きやすいです。
傾斜も緩やかで、昔はここが鉱山の町として栄えていただけのことがあります。
↑雰囲気の良い石畳の道です。
今まで見たことがなかったのですが、道の傍らに古い陶器のかけらが打ち捨てられていました、
たぶん明治か大正ぐらいの食器のかけらだと思います。
こんなところにも生活の名残が・・・
かと思えば、今度は道沿いにアカモノの果実。
これは真っ赤で綺麗でした。
周囲の白っぽいのは地衣類だろうと思いますが、地衣類や苔は全然詳しくないので、名前はわかりません。
この後、歓喜抗の横も通過しますが、この辺は何度も通っているので、遺跡についてはこの記事では取り上げません。
銅山越には牛車道は通らず、近道から行きますが、銅山越ももうすぐなので、周囲は開けてきました。
日が射すとかなり暑いです。
↑この場所で、去年も見かけたひときわ赤く色づいたカエデがありました。
↑去年、見た時はこんな感じでした。
これは葉の形からコミネカエデですね。
嬉しいことに、アサマリンドウが綺麗に開いてくれてました。
何度見ても嬉しい姿です。
↑この日は暑かったので、エントツ山さんも私と同じように半袖ウエアにアームカバーというスタイルです。
10月半ばというのに、かなり汗をかきながら登りました。
10時19分、笹ヶ峰方面との分岐を通過します。
今年は5月に綱繰山からここまで初めて歩いてきました。
笹ヶ峰まで歩くのはあこがれのコースですが、今の私では一日では到底無理ですね。
あれ?よく見ると、分岐の道標の後ろにヤマボウシの実がいっぱい見えています。
その前にも比婆山でヤマボウシの実をいっぱい見たし、今年はヤマボウシは豊作のようです。
そして、この道標の後ろのヤマボウシは実は20年近く前にも見覚えがありました。
もうすぐ30歳になる末っ子がまだ小学生のころ、西赤石に連れてきたのですが、その時にこの道標の後ろでヤマボウシが咲いていたのを見ました。その後、ヤマボウシの時期に来なかったのか、もうこの木は枯れてなくなったとばかり思いこんでましたが、まだ健在だったのですね。
振り返ると、大座礼、三ッ森山が良く見えています。
ようやくこの辺りの山々も見分けがつくようになりました。
銅山越までもうちょっとというとき、横を見たら、赤い実がいっぱいなっていました。
ぶら下がって実っている姿はフウリンウメモドキに違いありません。
でも、フウリンウメモドキにしては果実が大きいし、葉の葉脈もはっきりしているので、もしかしたらオトコヨウゾメだったのかとも迷っています。
来年あたり、もう一度、花の時期に確かめたいと思います。
花を見れば、フウリンウメモドキとオトコヨウゾメは一目瞭然で見分けがつきますから・・・
そんなわけで10時24分に銅山越に到着しました。
キッコウハグマの自生地で撮影タイムを取った以外は、私としては珍しく、休憩なしの歩きでした(^^;)
オトコヨウゾメ、見られてうれしいです。
フウリンウメモドキ、赤い実が目立ちますね。
アサマリンドウも見られて羨ましいです。秋もだいぶ深まってきましたね。
投稿: おみや | 2021-11-04 23:09
おみやさん、こんばんは。
オトコヨウゾメ、そちらでもご覧になれますか?
可愛い花が咲くし、見も可愛いですよね。
アサマリンドウはほぼ終盤でしたが、まだ綺麗に咲いている花を
数か所で見られて嬉しかったです。
投稿: keitann | 2021-11-05 22:15