天霧山へ、その3、展望と山城跡
13時46分、展望の良い場所に着きました。
ここがいちばん見晴らしが良さそうなので、休憩することにしました。
7年前に来た時のことをすっかり忘れていて、海も良く見えたことを忘れていましたが、瀬戸内海の絶景です。
ぼこぼこした稜線は黒戸山の稜線で、天霧山から弥谷山経由で縦走して行けます。
志々島や粟島、紫雲出山も良く見えています。
少し東に振ると高見島なども良く見えています。
あのあたりの、島の山はすべて登りましたが、今年はコロナが島のお年寄りに移るといけないので、島に行くのは控えています。
自宅から持ってきたお湯でコーヒーを作り、友達にいただいた虎屋の羊羹でコーヒータイムです。
コーヒータイムは東に向いた展望所でとりました。飯野山も見えています。
休憩を終えて14時11分、再び尾根を登り始めました。
その3分後の14時14分に、山城の一端である「北東端の方形郭」に出てきました。
ここに三角点がありました。
天霧山には何といってもふれあいパークみのから登ることが多く、たいていは逆コースで登りますが、山城跡ぐらいまでは歩くことが多いので、ここから先は慣れた道です。
その後は道はそれほど急なところもありません。
ヤブランの果実が黒々と光っていました。
「天霧城址」と書かれた石柱が木にくくりつけてありました、
以前は転がっていたようですが・・・
アベマキの果実が落ちないでまだ木に残っています。
受験生のお守りになる??
城跡なので,瓦の破片が落ちているようです。
天霧山は南面は無残にも工事でえぐり取られていて、その土砂を採る工事が上から見おろせます。
そのうち、この山はなくなってしまうのでは?と心配です。
登山道は反対方向からくると、勢いがついて下ると崖から転落しないようにとロープが張られてますが、勢いがつくと、こんなロープごときでは止められません。
警告ぐらいの意味合いでしょう。
二の丸跡迄登ってきました…
14時24分、本丸跡に着きました。
そのまま下山にかかります。
天霧越方面への下りは犬返しの険と言われていて、急坂です。
昔はこれほどロープは漬けられてなかったと思うのに、今回はずっとロープが張ってありました。
ずいぶん整備されたようです。
14時33分、古井戸方面への分岐を通過します。
そのすぐ後に、鉄塔保線路との分岐を通過です。
鞍部迄下ったところで、今までいた天霧山山頂方面を見上げました。
標高差は50mほどですが、車道から眺めても、山頂周辺だけがぽっこりと出っ張っています。
鞍部を超してすぐに鉄塔への分岐があったので行ってみました。
21番鉄塔です。
鉄塔すぐ傍には綺麗なサルトリイバラの果実が残っていました。
そのすぐ後に、今度は隠し砦への分岐。と言ってもすぐそこです。
昔、亡くなった山友達のTさんと、ここにきてコーヒーを飲んだことを思い出しました。
雪が降って、高い山は無理なので、里山でもと言ってきたのですが、ここ天霧山辺りにも雪が積もって滑りうそうだったことなど思い出しました。
今では里山に雪が降ることもないですね。
隠し砦からの展望はあまりよくないですが、昔はここから不審な船を見張っていたんでしょうか。
隠し砦からしばらく下ると、そこが天霧越です。
石仏やいろいろなものが賑やかに立っています。
サルトリイバラが見られましたね。最近で会ってません。
暖かくなって高尾山を歩きたいです。
投稿: おみや | 2022-02-14 07:52
おみやさん、こんばんは。
香川の里山にはサルトリイバラが多いですよ。
でも最近は、リースにする人が多いのか、里山でもこういうのを摘む人が多いですね。
今年はほんとに寒くて、やっと暖かくなったかなと思っても、またまた寒の戻りという
ことが多いですね。
投稿: keitann | 2022-02-14 22:38