塔ノ丸でワカン山行、その5、帰りは見られた太郎、次郎
山頂は何方もいらっしゃらなくて(予想してましたが)貸し切りの山頂でした。
山頂標識の傍でお昼にしましょうか。
食べようとしていたら、後から来られた女性三人組が到着されました。
この方たちもひとつ前のピークで、展望を楽しんだりと、私たちと同じで、途中の行程をいろいろと楽しまれていたようです。往復で5時間もかからない歩きですから、眺めをじっくりと楽しみたいですよね。
↑お尋ねすると、徳島から来られた女性3人組の方たちでした。
私たちもふだんは女性3人での山行が多いので、何となく親しみを覚えました。
3人ともそれぞれガスコンロやコッフェルなど用意されて雪の上で熱々のお昼ご飯を作られてました。さすが若さですね。私など今回は行程が短いのでガスコンロは手抜きして持参しませんでしたよ。
女性3人組と交代でお互いの記念写真を撮りあいました。
良い記念になりました。
何しろ岡山ならともかく、四国でこれだけの雪上山行はめったに味わえませんからね。
カップ麺のお昼を済ませた後は大盤振る舞いでコーヒーにデザートまでいただきます。
帰りはもう登りもそれほどないことだし、少し食べすぎても大丈夫でしょう。
三嶺が全容を現さなかったのだけが心残りですが、次郎笈は見えたことだし、そろそろ山頂を後にすることにしました。
名残を惜しむRさん
山頂では次郎笈は姿を現してくれたので、それだけでも満足です。
それにしても次郎さん、真っ白ですね。
13時8分、山頂を後にしました。
帰りには行きとは逆に、東の方角が見え始めていました。
行きには見えなかった丸笹や赤帽子方面も見えています。
山頂では見えそうで見えなかった剣山も見えてきました。
因みに剣山のことを太郎岌とも言い、両方合わせて太郎、次郎というようです。
太郎、次郎のそろい踏みですね。
この日剣山に登られた方も午後1時ごろからようやく展望が表れて大喜びされているでしょう。
丸笹をズームすると、その右下には見ノ越方面も見えてきました。
雪たっぷりの斜面を下るのも楽しいです。
石鎚と違い、危険個所が一つもないのが安心です。
もし、足を滑らせてもここなら問題ありません。
カメラの設定をオートに代えて撮影してみます。
ふだんは絞り優先で撮影してますが、それだと雪の時は暗い画像になるので・・・
青空と、雪の丘?
この下には草原があるのかな?なんてRさんと話しながら下ります。
南側にはミニ雪庇も見えます。
のぞき込む勇気はないけど・・・・
↑Rさんが撮影してくれた私の後ろ姿を3枚ほど並べます。
これも良い記念になりました。
山頂の東側の小ピークに差し掛かるとうまい具合に青空が・・・・
待ちに待った青空に霧氷です。
↑これぞ青空に霧氷
おまけに、帰りには東から少し風が吹いてきて、そのせいで霧氷が往路よりも発達してきています。
こんなところを歩くのですから気持ちいいことこの上ないです。
アズキナシに霧氷??
トレースだけが真っ白な雪の上に伸びていました。
雪原の向こうにこれまた真っ白な次郎笈
次郎笈もこのぶんだと積雪1m近いのではないでしょうか。
神々しいばかりです。
またもやシカを見かけました。
鳴き声も聞こえてきます。
天気はやはり帰りの方が良かったです。
曇りのち晴れは当たってました。
次郎笈の手前に丁度綺麗な霧氷が見えていて、夢中でシャッターを切りました。
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