サラサドウダンの咲く広戸仙へ、その3、サラサドウダンとイワカガミ
尾根筋をゆるゆると登っているうちに、登山道から少し離れた場所に第一サラサドウダンを発見。
良かった良かった、これを目的で歩いてきたので、咲いてなかったらどうしよう?てなものでした。
↑何年ぶりかなぁ??
調べてみたら2013年と2016年に行ったきりなので、6年ぶりなのでした。
四国では徳島のごく一部でしか咲かず、その場所に見に行くより、きっと那岐山に来る方が我が家からは時間的に近いのです。
平野部をバックに咲いているサラサドウダンですが、一眼だと背景がぼけるので、あまりはっきりしませんが、田園地帯が綺麗に見下ろせる場所です。
奥に見えているのは那岐山方面でしょうか?
ナナカマドがありましたが、もう花が終わっているなんて早くないですか??
そして、途中で見て不明の花だと思っていたカマツカがここでも花盛りです。
青空にナナカマド。
荒く花つきが良くてびっくりします。
あの坂を上ると、展望が良さそうですね。
その間にも、両側には時折ベニドウダンがちらほら見えています。
こちらの株は花つきが良くて見事でした。
登山道横の岩の隙間にイワカガミの葉が見えていました。
花は咲かないのかな??
まだ花の綺麗なナナカマドも出てきました。
岩が多くなってきた尾根道を登ってくるRさん
時にはこんなタニウツギの下を潜り抜けて歩きます。
Pさんのお顔が葉っぱの陰になってしまいました。
申し訳なし・・・・
11時25分、道標の立った場所へとやってきました。
ここで方向が変わります。
先行パーティ-の女性について下ろうとしたら、後ろからPさんが「そっちと違うよ」と声がかかりました。「え、どういうこと?」
実はその先に展望所があったのです。
道標からほんの1分ほどで、広戸仙方向を望める岩の展望所までやってきました。
手前にベニドウダンを入れて、広戸仙を撮影します
ここで、トレランをしている若い男性がやってきました。
少しお話したところ、前の週に広戸仙山頂で転落した男性がいたそうで、目の当たりに見てしまったそうです。
そんな危なそうな山にはとても見えないんですけど・・・
気のゆるみでしょうか。
日当たりが良いので、花つきの良いベニドウダンも咲いてます。
↑まだ蕾ですが四国でも見かけるクロソヨゴの木。
平野部も見下ろせます。
中国地方は山がなだらかなので山間部にも平野があり集落がありますね。
この展望所は、イワカガミが咲いていて、皆で大喜びでした。
前の週に東稜コースをご一緒出来なかったPさんもようやくイワカガミを見られて嬉しそうです。
2株がすぐ近くで咲いていて豪華~~
こちらの株も葉がつやつやとして、初々しかったです。
イワカガミという名前の由来が納得できる個体でした。
11時43分、先ほどの道標迄引き返したら、元の登山道を歩きます。
道標からはちょっとした下りになっていました。
登山道わきにタニギキョウの白くて小さな花。
お。これは?
ニシキゴロモですね。
那岐山でもよく見かけたので覚えていました。
こちらは白花なので、シロバナニシキゴロモのようです。
上唇の長さがツクバキンモンソウとの見分けのポイントなのですが、なんとまぁピンボケもいいとこですね。
まぁ、この辺りで咲くのはニシキゴロモということになってますので・・・・
↑代わりに以前那岐山で撮影したニシキゴロモの花です。
↑よく似てますが、これは阿讃山脈で撮影したツクバキンモンソウ
並べてみても、ほとんど一緒ですが、太平洋側はツクバキンモンソウで、日本海側はニシキゴロモが多いそうです。
尾根道沿いで丁寧に撮影されるPさん
ギンリョウソウがここでも咲いてました。
11時55分、第三展望台までやってきました。
お腹も空いたことだし、ここでお昼休憩にしますか。
おはようございます。
ベニドウダン・イワカガミ・ニシキゴロモ・ギンリョウソウも見られて素晴らしい山ですね。山歩きも楽しいことでしょうね。
投稿: | 2022-06-28 05:37
おみやさん、こんばんは。
イワカガミはサプライズだったので、大喜びでした。
シカ害でいろいろ減っては来てますが、これだけ見られれば上等ですね。
投稿: keitann | 2022-06-28 21:59