白花シリーズ、その4、シロヤマブキ
ふと気がついたら、白い花を立て続けに3つもアップしていました。
私は花の中でもとりわけ、青い花と白い花が空きなのです。白い花もいろいろと咲いているので、途中からですが、白花シリーズに変更しました。
この白花も4月初めからまだまだ咲いています。
シロヤマブキの花はよく見かける黄色いヤマブキの白花を咲かせるものかというと、そうではありません。花弁はヤマブキは5枚、シロヤマブキは4枚です。
また「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」という大田道灌の有名な歌にありますが、黄色い八重ヤマブキは実をつけないのに対して、こちらのシロヤマブキは実をつけすぎるほどです。尚、野山に自生している一重のヤマブキは種をつけるそうです。
このシロヤマブキの木は10年以上も前に親類からいただいたものです。落葉低木のようで、うちの株は樹高は2mより大きくはなりません。
秋には黒くて固い実をたくさんつけ、春になると、株元からこぼれ種発芽がわんさか出ます。今ではそうして発芽した子株が20株以上はあります。またこの子株が強くて、一旦発芽すると、ちょっとや沿ってではかれません。
そこに着目して、実はシロヤマブキの木で生垣を作ろうと考えました。畑と路地との境にシロヤマブキの幼苗を二年前から植えていますが、今年はその幼苗が花を咲かせました。発芽して3年も立つと花が咲くのです。樹木としては開花までが早いほうだと思います。
丈夫な木ですが、花はなかなか上品で良い雰囲気で、お薦めです。
それにしても、うちに生えている苗木、どなたかもらってくれる人はいないでしょうか?ちょっと増えすぎました・・。
香川の山にも自生しているのを見かける木です。
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