8月22日の庭から
日本の自然って、四季の移ろいがあって素晴らしいと思いますが、今朝もしみじみとそんなことを感じさせてくれました。いつの間にか、朝は秋の虫が鳴きはじめましたね。
「秋きぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」
大昔に習ったこんな歌が思い出されます。中学や高校の頃に習った俳句や和歌、「枕草子」・・・。当時はこんなこと習って何の意味があるの?なんて思うほど、外国文学のほうが好みだったのですが、年を経るにつけ、そんな昔に習った俳句や和歌が思い出されます。
畑ではツユクサとマルバツユクサの花数が多くなってきました。ツユクサといえば夏の花と言うイメージもあるのですが、実際は夏の終わりごろから見かけることが多いです。
俳句の季語でもツユクサは秋の季語なんですね。
画像はマルバツユクサの花で、普通のツユクサよりも暑さや日差しに強くて、我が家ではカンカン照りの場所に咲いています。繁殖力もずいぶん強いです。花は普通のツユクサより小さめです。私の実家辺りでは、このマルバツユクサがずいぶん増えてきたように思います。
一方、普通のツユクサは我が家では、木陰などで蔓延っています。
これもずいぶん抜きましたが、それでもちょうど良いぐらいですね。
ツユクサと言うと私の記憶の中では九重の山すそや阿蘇の山すそで見たツユクサが印象に残っています。
山地で咲くツユクサは、ひときわ鮮やかなブルーが素晴らしいです。
コバノギボウシも先日から涼やかな色合いで咲いていますが、今朝の気分にぴったりの花です。
ジャスミンの一種で、なんともいえない良い香りがあります。
4年ほど前から育てているカラスバミセバヤの花芽が少しずつ大きくなっています。
そして、去年から庭の一員に加わったヒダカミセバヤにもいつの間にか花芽があがっていました。
秋も直ぐそこまで来ているようです。
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