芸術の秋
この春まで私のところに勉強に来ていた女の子から、10日ほど前に携帯メールが入った。
今は高松の某高校の美術科に通っている女の子だ。
この子は頭も良かったが、どうしても美術がやりたいということで、親の反対を押し切って
美術科に進んだ。たまにメールをくれたり、会ったりするけど、目が輝いているからたぶん
今やっていることが彼女には合っていたんだろうな。
メールは文化祭への案内で、彼女の絵も展示されていると言う。
それはぜひとも観にいかないとね、という訳で、昨日の日曜日に行ってきた。
今までにもこの高校に進んだ生徒もいたけど、私がこの高校の校門をくぐるのは初めてだなぁ。
美術科は別の校舎になってて、4階が展示場になっているらしい。
展示場の前で、彼女に会って、作品を教えてもらう。
どの作品も私が想像していたよりうまくて、驚いてしまったよ。
絵も音楽も嫌いじゃないけど、そこそこにしか出来ない私には羨ましい限り。
こういう才能があるって、きっと、一生、楽しいだろうなぁ。
そのままデパートで買い物をして帰ってもよかったけど、なんだかすっかり芸術づいてしまって
近くの高松市美術館に行ってみた。
ここは地下が駐車場になっていて、デパートや商店街で買い物をするにも、ここに駐車すると便利なんだね。
嬉しいことに、丁度、「ミュシャ展」をやっていたよ。
時間も3時だから丁度いいかな?
チケットを買って中に入る。
入場者もそれほど多くも少なくもなくいい按配だ。
ミュシャについては美術に疎い私が語ることは何もないけど、1時間半後に出てきたときは、まるで絵に
酔ったようにうっとりしてしまったよ。
山もいいけど、たまには芸術も悪くないよね。
左二枚はミュシャ展の様子、右は文化祭の様子。
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