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2004-11-06

讃岐富士散策

dsc00062デジカメが直ったので、昨日は午後から讃岐富士に。
誰か誘っても良かったけど、たまには一人もいいなぁということで、一人で登山口まで車を走らす。
1時には登り始めるつもりだったのが、出かける前にちょっとした用事が入って、登山口には2時着。
飲み物はコーヒーとお茶。それにおむすびが一個。

登山口付近は10日前と同じく輝くような黄色のヤクシソウやシックな紫色のヤマハッカが咲き乱れている。
5分も歩くといきなりポケットの携帯がけたたましく鳴って驚いた(^^;)
仕事がらみの電話だったんだけど、山を登りながら携帯で話すのはいつもながら違和感を感じる。
現代人の宿命なのかな?

そういえば、4日には同期の山仲間のN君の奥さんから丁寧な手書きのお手紙をいただいていた。
N君は6月の末に大腸ガンから肝臓ガンに転移が進んで亡くなったのだった。
突然の訃報を同期のS君からの電話で知ったときは動転してしまった。
慌てて、ともかくも連絡の取れる同期の人6,7名にしたっけ。
みんな一様にショックを受けていた・・。

来年の一周忌の頃には、卒業以来で仲間で集まって追悼山行でもと思うけど、忙しい男の子たちは
時間が作れるかなぁ?

いろいろなことを取り止めもなく考えながら、足を進める。
5合目辺りでは10日前にはたった1、2輪しか咲いてなかったシマカンギクがもうあちこちで黄色の
群生を作っている。秋の陽射しを浴びて、輝くばかりのこの黄金色といったら!

7合目を過ぎた辺りで一株目のキッコウハグマを見つけた。
よかった、まだ咲いてくれてて・・。
この花はごく小さい花なので、携帯カメラでの接写は無理なのだ。
薄暗いところに咲いているのはデジカメのマクロでも無理だけど、頂上付近は明るいので、なんとか
撮影出来てほっとする。
ツルリンドウはさすがに花はもう終っていて、赤い実だけがあちこちに目立っている。
花仲間のSさんたちにツルリンドウの実の画像を送ったよ。

ピークには時間が遅いためか誰もおらず、捨て猫なのか猫が一匹、人恋しそうに近付いてきた。

下山路はきた道とは違う直登コースといって、北斜面をジグザグに通っているコースを下る。
このルート沿いにはセンブリやキッコウハグマ、ツルリンドウが多くてびっくりする。
特にツルリンドウの多さはどうだろう?

センブリも嬉しいことにまだ花を開かせているものがあって、なんとか自然光のもとでの撮影が出来たよ。
下ってきたのは4時過ぎ。
丁度、夕日が西の山の上に輝いてて、綺麗だった。
思わず携帯で夕日の好きなOさんに夕日画像を送りつけてしまった。
Oさん、迷惑ではなかったよね?

画像はキッコウハグマのお花。

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