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2004-12-02

こんぴらさん

DSC00021kouyoudsc000100一昨日の大滝山に続いて、昨日は金比羅さんに行ってきた。
今年は遷座祭の年に当たるそうで、それを記念して奥書院に描かれた伊藤若冲の花丸図が125年ぶりで公開になっているんだよ。
11月中は団体バスで全国各地から見学の人がきたようで混み合っていたそうだけど、昨日は12月、しかも月初めとあって、人もそれほど多くはなく、ゆっくりと見られた。

こんぴらさんは有名な海の神様だけど、それでも10年ほど前は町はにぎわっているとは言えなかった。
それが今は温泉も掘って大々的な宣伝もしているせいか、町も綺麗になって地元の人間としては少し嬉しいかなぁ。

お目当ての若冲の絵は近くで鑑賞できるようにと、襖に描かれた花の絵を4枚だけ外してあって、間近で見ることができた。
普通ならガラス越しでもおかしくないけど、畳の部屋で落ち着いて鑑賞できるんだよね。
40種類の花のうち名前がわからなかったのは」「ブッソウゲ」だけだったよ。これはハイビスカスみたいな花だから、きっとアオイの仲間なんだろうね。ひまわりも描かれてあって、ひまわりが江戸の昔からあるなんて、ちょっと驚きだった。

2時半から見始めて、6館共通券を買ったけど、うち5館を見ることができた。10日には仙台から友人がこれを見るために帰って来るそうだけど、また一緒に見に行こうと思っている。

下りは石段ではなくて裏参道を通ったら、思いのほか紅葉が綺麗でなんだか得をしたような気分になったよ。

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