餅つき
昨日は私が記憶している限りでは始めての雪の大晦日だった。
予報ではまだ雪の降る可能性があると言っていたけれど、一転して、今日は穏やかな新年を迎えた。
30日のお餅つきに始まって、31日のお節作りそして掃除とここ3日ほどばたばたしてしまい、このブログを更新する暇もなかった。
まず、順番に、餅つきの様子など。
餅つきは3年ほど前におもちゃみたいな可愛い餅つき機を買ったのが始まり。結婚して3年ほどで姑が亡くなってからは、私の実家でついてもらっていた。私が中学の頃までは父方の祖母の家で親類が集まってはにぎやかに杵と臼でついていたものだ。その後、実家で餅つき機を買って以来、年末の28日か30日は餅つきの日だった。
それが去年から、実家の母も年を寄せて大儀になったか、もう搗かなくなってしまった。
そこで去年は様子見で、餅米を2キロだけ買って小ぶりの鏡餅と家族の元旦のお雑煮用の小餅だけをついてみた。
それが案外うまく出来たので、今年は5キロのもち米を用意してみた。
29日に搗くのは「苦餅」に通じると言って、良くないと母が言っていたので、30日につくことに。
前夜の29日深夜に帰省している息子に頼んでもち米を研いで水に漬けてもらった。
あくる30日、数の子などを買って帰った後、3時過ぎから大き目の蒸し器を出して、もち米を蒸し始める。
ほんとは大きい一枚布の布巾を使えばいいんだけど、見当たらないので、二枚の日本手ぬぐいを交差させて、蒸し器のすのこの上に置く。もち米はその上にまずは5合ほど入れてみた。
30分ほどしたら蒸せたので、いよいよ餅つき機に入れてスイッチオン。後は勝手に機会がついてくれる。
10分もしたら、きれいに搗きあがるので、取り出して、まずは仏壇用の鏡餅を二重ね作る。その間に蒸せている残りのもち米も機会に入れて搗く。後から入れたほうのはよく蒸せているので、もち米が柔らかくなっていて、搗きあがりはまるで求肥みたいになめらかだ。
餅を丸めるのはもろぶた(お餅を入れておくための浅い木で出来た容器)の蓋をさかさまにして蓋の裏でやってみた。
お餅がくっつかないように、勿論、餅とりこ(片栗粉かな?)をふっておく。
結局、餅つき機で6,7回はついたのかな?
仏壇以外に、神棚用一重ね、床の間用一重ねの鏡餅を取って、それ以外餡入りの丸餅と、何も入らない白い丸餅にした。
全部で50個以上の丸餅が出来たので、これは食べきれないと思い、搗きたてはそれぞれ息子に頼んで、義弟の家、主人の伯母宅、そして私の実家におすそ分けした。
もち米の値段は知れていて、普通のお米よりちょっとだけ高い程度。
昨日、お節の材料を買いに行って、お餅を買うとしたらずいぶん高いのに気がついてびっくりした。
私は田舎の出だからか、お餅は買うものという認識がどうも欠落してて・・・今まで実家にお餅は全面的の依存していたけど、そろそろ母から私にバトンタッチされたようだね。
画像はつきあがったお餅と、お鏡さんをお供えした仏壇。このあたりではお正月には仏壇にも、勿論、鏡餅をお供えするんだよ。
keitannさん、あけましておめでとうございます。
いつもいつも、keitannさんのバイタリティーには敬服します。
お餅つき、お疲れさまでした。おすそ分けもありがとう。
花のこと、山のこと、今年もいっぱいお話してくださいね。どうぞよろしく。
投稿: noi | 2005-01-01 22:37
noiさん、おめでとうございます。
年末年始は何かと気ぜわしくて、レスが遅れてしまって申し訳ありません。
今日も義弟一家が、夜、来ていたので、例のごとく飲みまくりでした。うちの親類はみなお酒好きで、集まると必ず、食べて飲んで賑やかですよ。お節を作った後なので、さすがに手の込んだ料理は作る気がしなくて、メニューは焼き鳥、(ネギマ、鶏だけのものに帆立の串刺しを)タラバガニのバター焼き、ポテトサラダ、ほうれん草の胡麻和え、アスパラのピーナッツ和えというものでした。
今日も新年のお祝いにシャンパン「モエエ・シャンドン」を開けましたが、やっぱりいい具合に酔いが回って、気持ちよかったですよ。
年末の雪で心配していた畑の花たちも、何とか大丈夫のようでほっとしています。
こちらこそ、来年も花と山の話題、楽しませてくださいね。
そして、いつかは山にもご一緒したいですね。(^O^)
投稿: keitann | 2005-01-03 00:51