義妹からのお雛様
今日は雛祭りの日だった。
娘の初節句の時に母が送ってくれた八段飾りのお雛様があるけど、もうそれを最後に飾ったのは何年前になるかな?
あれは娘の初節句のためにお雛様を飾っていた年、そう昭和57年の3月、姑は入院中だった。前年に手術した胆石の術後が思わしくなく、癒着してしまってそのための手術で入院していた。そんなわけで、娘の初節句のお祝いは姑が退院してからの旧の桃の節句にすることにしていた。
ところがそんな姑が入院中に心筋梗塞の発作を起こしてしまい、帰らぬ人となったのは」3月16日の早朝だった。
前夜は私が姑に付き添っていて、その夜主人の従姉妹が私と交代してた。その従姉妹から電話がかかってきて、驚いて病院に駆けつけた。姑は心臓マッサージを受けたり電気ショックの最中だったがだめだった。
急いで帰宅して主人や主人の兄弟に連絡。そして、ご近所の講中にも手配。たぶんバタバタとその段飾りの雛も片付けたと思う。
というのは、その後疲れからインフルエンザにかかった私は39度以上の高熱でお葬式に出るのがやっとだったのだ。
そんな訳で娘の初節句はたぶんしなっかtんだろうなぁ。
その後何度かはお雛様もだしたけど、いつも姑の法事と近いのでなんとなく落ち着かない。
もともと人形があまり好きではない私は娘が出してほしいと言わなくなったのをいいことに、もう10年以上は出してないような気がする。
そんな私に引き換え、義妹はお雛様が好きな子で、私が結婚直後も義妹の親王飾り選びにデパートまで付き添ったことがある。
自分のための人形が欲しいなんて思ったことのない私にはちょっとわからない感情かもしれないね。
義妹からはその後も何度か雛の季節になると、ちょっとしたお雛様が送られてくる。
そして、今年も・・・。夕方、郵便受けに何か包みが入っていると思ったら、義妹からの小包で中には陶器の可愛いお雛様。
今年はもう雛を飾ることもないだろうなと思っていたけど、予想外にこんな可愛いお雛様の登場だよ。
もう一つ、数年前にいただいたのも出してみたよ。
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